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#コロナ禍の社会で消える女性たち

こんにちは。

いつまで続くのかと思っていた猛暑の日々もすっかり終わり、秋らしい気候になってきましたね。

しかし、季節は変われどなくならないコロナウイルスと戻りきらない日常生活...春も夏も、私たちは多くのことを我慢し、頑張ってきましたね...涙

コロナ禍の2020年、社会にはいろいろな変化がありました。いい変化もたくさんありますが、社会の様々な問題が浮き彫りになってきていると感じます。

今日は、最近目に留まったニュースを紹介します。

4割増えた女性の自殺:日本

日本国内で今年は女性の自殺者が急増し、8月は前年に比べ4割増えたことが9月20日にあきらかになりました。また、韓国でも同様の傾向がみられたといいます。

韓国の現地メディアは、韓国で女性の自殺者が急増した背景について、このコロナウイルスの影響で、非正規雇用など不安定な雇用条件で働く女性たちの経済的困難が高まったことや、育児などの負担が増大したことを原因として指摘しました。

少女と女性900人が行方不明:ペルー

900という数字を目にして衝撃を受けましたが、ペルーでは、コロナウイルス対策の外出制限が始まって以降の3月16日~6月30日の間に、少女と女性915人の行方不明が報告されました。この7割は未成年です。

ペルーでは長年、深刻なDVが問題化していましたが、このコロナ期間にさらに悪化しているといいます。

新型コロナウイルスの流行以前は、1日5人だった女性の行方不明者数が、外出制限後、1日あたり8人に増加しています。

社会的弱者としての女性

普段の生活をしながら、私は女性だから不利益を被ると感じることはほとんどありません。

(もちろん、変えたい変わってほしい世の中のことはたっくさんありますが)

しかし、このようなニュースを見るたび、それは自分が安心で安全な場所にいるからだと思いだされます。よくある言葉で言えば、女性は社会構造の中で、はやりまだまだ弱者なんだな、強くと感じます。

”女性である”と理由のために起こり得る困難が多くあります。そして、そこを抜け出せない人たちがいます。


コロナウイルス流行の中で、苦しんでいるのはもちろん女性だけではありませんが、紹介したニュースのように世の中の女性たちがコロナ流行の裏で、たくさん亡くなっています。また、亡くなる女性だけでなく、被害者になる女性が増えました。

多くの人が知っている通り、コロナ流行下で、日本や世界でDVの被害は増大し、性犯罪も増加しています。

コロナウイルスがある生活にも慣れ、安全な場所にいる人々は、コロナが終わればこのような様々な問題も忘れてしまいそうです。

コロナウイルスとともに社会に改めて噴出した様々な問題がともに改善に向かうことを願います。


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