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フェミニストである自分を恥じちゃうとき

こんにちは!WannaBeMEのいっせーです。最近コーヒーにハマりまして、頑張って貯めたバイト代がカフェ巡りとコーヒー豆に飛んでいきます。(でも美味しいからいいんだよ)☕︎

今回のnoteでは、WannaBeMEで活動を始めてから感じるようになった「モヤモヤ」について語りたいと思います。

フェミニズムの活動を大学で始める

私は大学で、フェミニズムについての活動をするWannaBeMEと、LGBTQについての活動をするもう一つの団体に参加しています。友達からは「ジェンダーの人」とか思われているかもしれません。(笑)

高校生の頃からジェンダーやセクシュアリティについて興味があって、大学では迷わずにこれらの団体に参加しました。高校では、LGBTQのことや男女平等について話しても真面目に話を聞いてくれる人は少なかったですし、そもそもそんな話をしたら周りから距離を置かれていたと思います。

そんな訳で、大学でLGBTQやジェンダーの話を真面目に、積極的にできるのはめちゃくちゃ楽しくて、嬉しくて、これからもずっと続けていきたいと思っています。

しかし最近、ある質問をされたら、その答えに戸惑うことがよくあります。

「なんのサークル入ってるの?」

大学生同士の自己紹介で絶対聞かれる質問ですよね。自分も初対面の大学生にはいつも聞いています。

私はこの質問をされた時、いつもどう答えようか迷っちゃうんです。そして大体いつも

「ジェンダー系のサークル入ってます!」

と、訳のわからない回答をします。ジェンダー系とはなんぞや??「フェミニズムの活動をするサークルとLGBTQの理解を広めるサークルに入っています!」というのが正確な回答ですが、こうやって言葉を濁らせてしまうのには理由があります。

相手に引いて欲しくないからです。

自分はチキン

初対面の相手に「こいつはフェミなのか」とか「ああ、ジェンダーとか言ってるめんどい奴ね」とか思われたくない自分がやっぱりどこかにいるんですね。

相手に自分の悪い印象を与えたくないので精一杯な自分、正直めちゃくちゃ情けないです。

だって自分はフェミニストであることに、自信を持つべきです。不平等で理不尽な世の中を少しでもよくしようと活動を頑張っているのに、それを恥じてしまうのは、本当に情けない。

日本ではフェミニストにネガティブなイメージを抱く人が多いと思うんですが、自分はそのせいで他人からどう思われるかを気にしすぎて、自分の信念やそれをもとに行っている活動を恥じちゃっているんでしょうね。

信念を持って活動できる人はかっこいい

WannaBeMEやLGBTQについてのサークルの活動を通して感じたことは、自分の信念を曲げずに活動できる人はかっこいいということです。

自分の住む石川は超がつくほど保守な県ですが、そんな保守地域でLGBTQの権利や男女平等を訴えるアクティビストはかっこいいです。批判やバックラッシュも凄い多いと思いますが、それでも活動を続ける強さは、自分にはまだないと思います。

出る杭は打たれる日本で、進んでめちゃくちゃ飛び出た杭になってる訳ですからね。

わかっているけど…

「自分のしていることには自信を持つべき」ということは分かっていても、いざとなった時にチキンになっちゃいます。🐓💨

Twitterでフェミニストに対する不満や批判を見るたびにこの感情は強くなっていきます。

でも、WannaBeMEのイベントでいろんな人の話を聞いたり、他のメンバーと同じ気持ちをシェアした時に、「あ、自分のやってることは恥ずべきことじゃないんだな」「この活動をしていてよかった」という気持ちになります。そして、フェミニストである自分に少し自信が付きます。

自分の感じているこのモヤモヤは、時間と共に消えていくでしょう。仲間との活動を通してもっと自信を持つようになり、言葉が濁っていない自己紹介ができるようになると信じています。

今回はここまで!このnoteを書きながら飲んでいたコーヒーがなくなったので、もっと注いできますね。☕️(←中毒者)

それではまた次回!

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余談ですが、17・18世紀のコーヒーハウス(ヨーロッパで流行ったコーヒーを飲んで新聞を読んだり、議論をするところ)って男性専用で女性は立ち入り禁止だったところがほとんどだったって知ってましたか?

コーヒーは男性の飲み物で、女性がコーヒーを楽しむことはあまりなかったとか。でも何故かドイツだけ例外で、ドイツではコーヒーは女性の集まる場所でよく提供されていたみたいです。むしろ女性の間で人気がありすぎて、社会問題になったようです。(笑)🇩🇪

同じコーヒーでも国によって男性の飲み物になったり、逆に女性の飲み物になったりしていて面白いですね。ジェンダーは社会によって作られるものだということがよくわかる例だと思い、取り上げました。



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