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また行きたい場所 10
2020年6月
鹿児島
勤続〇〇年で、ちょっとまとまった休暇。ちょうどパートナーも合わせて休暇を取ることができた。コロナも気になったが感染防止対策を万全にレンタカーでの二人旅。
屋久島、鹿児島、五島列島…候補はいろいろ。
私たち夫婦は新婚旅行からチープな北海道。毎回ステキなホテルなどとは縁遠いが、その分自由度は高く、思いがけず美味しいものや感動の景色にも出会える。
鹿児島空港に着いた途端、あいにくの雨。
空港前でレンタカーに乗り込む。
パートナー「どこに行きましょうか?」
私「佐多岬❗️」
とにかく端っこから見たくて、ちょっと遠いけど夕陽のころに間に合えばよし!のはずだったが、半島の端に着いたらクルマの外にも出られないくらいの土砂降り。クルマの中から記念の一枚(笑)
それでも桜島が見えるフェリーに乗ったら雨もあがってきて…
そういえば、このフェリーには有名なうどんがあったような。某国営テレビの番組でやってたなあ。
1杯の掛けそばならぬ、1杯のうどんをパートナーと分けるつもりで注文。
50歳くらいの女性が(え?いい大人が1杯だけ注文?)という顔をするもんだから恥ずかしかったなあ。でも、この後色々食べたいから許してね。
とんかつ。
とても美味しくて、この写真をみたらまた食べたくなった。
翌日は快晴、そして開聞岳のこの景色。
かつてこの山を見ながら戦地に飛んで行った若者がいた。この景色が美しければ美しいほど悲しい歴史とそれぞれのその日がぐっと身近に感じ胸が締め付けられた。
しばしこの場所に立ち山を見ていたら、東京の息子から電話がかかってきた。滅多に電話をかけてこない人からの電話にどきりとしたが、なんのことはない就職が決まったという連絡だった。現在に生きる若者だって色々と大変だろう。
ガンバレ!心の中で祈った。
クルマの助手席で気持ちいい風に当たっていたら、すでに定年退職した先輩の故郷が鹿児島だったことを思い出した。この一枚を送ったところ先輩もしばらく故郷に帰っていないとかで懐かしがっていた。
指宿、知覧、枕崎、霧島とクルマで巡って熊本へ移動。
まだまだ感染に気をつけなければならないけど、工夫してまた出かけたいなあ。