見出し画像

一般向けオンライン配信の照明 その2

noteを見にいらしていただきありがとうございます。

先日書きましたオンラインでの照明について、いろいろご意見いただきましたが部屋の形状や光の入り方などは部屋それぞれで違いますので、他にも方法を見つけましたらまた書いていきますね。

今日はちょっとだけレベルアップした#オンライン#照明のお話です。主に一般でYou Tubeなどで自撮りしながらお話などの映像を撮られるかた向きのお話です。もちろんそれ以外の方にも有効な話ですので、今日はやや短めですのでぜひ読みください。プロのかたから見たら、なんだそんなこと?って思われるかもしれませんが、そこは良しなに。

前回の照明方法はできたけど、なんかのぺっとした映像になっちゃった。
それ以外にも今まで、いろいろ撮ったけどなんかいまいちっていう方の場合、照明によることもあります。
今回はその照明をちょっとグレードアップさせてみましょう。
今、立派な撮影用照明っていうものをお持ちの方、それ何台お持ちですか?
「1台でいいのでは?」はい、まあ1台あるだけでも全然違います。
でも、実はいくつかあるとより効果的によくなるんですよ。
今日はそんな裏技をお話ししましょう。

っていっても、#撮影用照明機材 って結構高いですよね。
できればこんなのがいいですが、どうでしょう?https://www.yodobashi.com/product/100000001003414429/
これを数台はちょっと「無理」でしょうね。
今日はそんな立派な照明じゃなくてもできる方法です。
たとえば電気スタンドとかクリップライト。これでも効果出るんです。

まずカメラ側から顔などに照らす照明。
専門的には「キーライト」という基本的な照明です。
スチール撮影の世界では、フロントライトメインライトなどの呼び方もあります。
これも電気スタンドなどでもいいんですが、いいものがあればここに使うのがベストです。撮影に一番重要なのはキーライトですから。

次はちょっとグレードアップできる照明たちです。
まず、その部屋の明かりはどうですか?天井灯(シーリングライト)がある?それでいいんです。あるものは利用しましょう。
上からの照明、これを専門的に言うと「トップライト」または「スカイライト」と言います。
でも、天井灯が蛍光灯などで、フリッカーというちらつきが出たら使わないでください。見づらい動画になってしまいます。

トップライトはいかがですか?
上から足された照明だけで、頭の輪郭が出てきているはずです。
髪の毛の質によってはこれだけで「天使の輪」ができていい感じかも。
たまに「オレ、頭光ってるから、それやらんほうがいいんでない?」と仰る方もいらっしゃいますが、いえいえ、それはそれでかっこいいんですよ。

さて、先ほどトップライトが作れなかった方やあるけどもうちょっとグレードアップしたい方には、次の裏技です。

やや後ろから頭越しに照明を当てると、ちょっとプロっぽくなるのです。
髪の毛や肌に輝きが増してきます。
たとえば、女性がヘアースタイルをふわっとふくらませた場合などには、すごく効果があります。
これも専門的には「モデリング」「バックキーライト」などといいますが、これもほかの言い方もあります。

舞台などではこれにカラーフィルターを入れて髪の毛に色付けしつやを出させたりしますが、ここまでやると面白い効果になってきます。
まあ、そこまでやらずとも、カラーのない白い明りでも全然変わります。
特殊効果(アクセントライト)として、さらに真後ろからの「バックライト」や「シルエット」「バックフット」なども面白い効果を出しますが、今回は割愛します。

前、上、後ろと三方向からの照明があると、そこにいる人物(ご自分)はすごく立体的に見えますし、輝いてくるのです。
ぜひやってみてください?または読みながらやってみた方もいらっしゃるかしら?どうです?違いが出て来たでしょう。

また、これらの照明の強さを変えることで、強調の度合いが変わりまた面白い効果を出すことがありますが、今回はそういったエフェクトな照明ではなく基本でありながらちょっと手を入れるだけで効果ある照明をご紹介いたしました。

そうそう、前回結構ご紹介SNSに「いいね」くださいましたが、ぜひこのnoteの「スキ」もぽちっとしてやってくださいね。
では、また~

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?