空論の自己肯定感

自己肯定感が高いと幸せ。
逆に低いと不幸に感じやすい。
残酷かもしれませんが、事実だと思います。

ただし、自己肯定感を上げようとしてやみくもに「自分は素晴らしい」と言い聞かせたところで、そんな簡単な話でもないことも事実。

思うに自己肯定感というものは、それを裏付けるものがなければ空論にしかなり得ません。
そしてこの裏付けは、自分さえ価値があると思えるものであればいいのです。そこに他人の価値観は必要としません。

つまり、自分が満足・納得できる状態に自分自身を持っていくことができれば自己肯定感は自ずと上がるはず、ということです。

例をいくつか出しましょう。
①例えば、自分はかわいくないと考えてしまい自己肯定感が低いとする。

そうしたらまず、自分にとって何が「かわいい」なのかを考える。仮に「顔が整っている」ことを「かわいい」とする。

次にもう少し深く考える。
具体的にどんな風に顔が整っていたらいいのか。
目が二重、眉がキレイ、歯並びがいいetc…

ここまできたらもう簡単。

目→アイプチなり埋没なりする。
眉→眉サロンに行く。または自分で整える。
歯並び→矯正する。

これを全部やれば、自己肯定感は上がるはずです。
そんな単純では…と思う人は、まずやってから言うべきだと思います。全部終わって、それでも足りない部分が出てきたとき、また直していけばいいだけの話です。

②他人に認められなくて、自己肯定感が低いとする。

この場合は、そもそも他人の評価が関係してしまっているので、まずは自分なりの「他人から認められる人」像を具体的に描く必要があります。
時間を守れる・約束を守れる・周りを見て行動ができるetc…

具体的に上がったら、あとはそうなるためにどうすればいいか考えるだけです。

時間を守れる→常に20分前行動を心がける。
約束を守れる→必ずスケジュール帳に書き込む。そもそも無理な約束はしない。
周りを見て行動ができる→自分がどう動いたら全体がスムーズに動くか、という視点を常に持つ。

これができれば、結果的に他人から認められるようになり自己肯定感も否が応にも上がるはずです。
一気にできなければ一つずつだっていいのです。どうせ…と諦めているうちは自己肯定感は低いままです。

結局のところ、私はただ
どんな自分も受け入れられる=自己肯定感が高い
ということではないのだろうと思います。

自分が、自分を納得できるところにまで高めることができたとき初めて「自己肯定感」が生まれ、またそれこそが価値あるものだと考えます。

一朝一夕で手に入るものではないけれど、気を長く努力を続けた先に、" 自分自身を認められる幸せ" が存在するのでしょう。

ここまでお付き合いいただきありがとうございました!

次回は「人との距離感について」
お楽しみに!!🥰

愛しむわんこ🐶

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