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2024.6.30

映画終わり、ふと、当別に帰りたくなり、JRに乗った。JRはクーラーが効いていて快適だ。
JRのドアが開くと、ふわっと生暖かい風と草が刈られた後の青々とした匂いが香ってきた。
ほっと安心した。
深呼吸をすると全身に新鮮な空気が巡り気持ち良かった。

夜は誰も歩いていない。街灯も少ないので星が綺麗で、蛙が若干鳴いていた。

札幌から40分でこの静かな田舎は宝だ。

静かに実家のドアをあけ猫を探した。
もこは、静かに寝ていた。
14歳になる。段々弱っている。
いつもなら、飛び起きて擦り寄ってくるのに、
今回は顔を上げて鼻をひくつかせただけだった。

今朝も窓辺に寝て一向に動かず寝たままだ。
確実に弱っている。
父と母も目が悪くなっている。

いつか別れが来ると分かっていても。
中学生から共に育ってきた、家族を失うことはとても辛い。

会えるうちに実家に帰る回数、愛猫に会う回数を増やしていこう。

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