SDVX餡蜜チェッカーを作りました

SDVX餡蜜チェッカー ←クリックしてね

これはなに

一言で言うと、「ボルテでPUCを狙う譜面において餡蜜できるかを判断する目安を見るツール」です。

いきなりですが、 Divine's:Bugscript に2回出てくる24分トリルありますよね。アレって速すぎて間に合わなくないですか。
私は間に合いませんでした。でも、PUCしています。餡蜜でPUCしました。

私の餡蜜の方法は、2個ずつ同時押しの12分に変換するものだったのですが、割と安定して光らせることができました。
感覚で光らせていたものの、実際に餡蜜で光るのは数値的にどのぐらいの幅だったのか、気になっていました。

その計算をするためのツールがSDVX餡蜜チェッカーです。

早速使ってみます。
上の方にある入力欄に、 Divine's:Bugscript のBPM「230」とトリルの「24」分音符を入力します。
すると、画像のように結果が出ます。

スクリーンショット 2021-11-18 16.10.30

「CRITICAL範囲」が 39.855 ms となっていますが、これが何かというと、
餡蜜したい2個のノーツの1個目のCRITICAL判定範囲と2個目のCRITICAL判定範囲との重複部分の長さを計算した結果となっています。

つまり、餡蜜でピッタリ同時押しする場合、その同時押しノーツのCRITICAL判定は 39.855 ms存在するということになります。
少し言い換えると、2個のノーツのピッタリ中央に仮想ノーツがあると考えた場合、その仮想ノーツは前と後ろそれぞれ 39.855 ms / 2 = 19.928 ms のCRITICAL判定が広がっている、ということです。

(「ノーツ間隔」はBPM230の24分音符がどのくらいの間隔なのかを表しているだけで、餡蜜できるかの目安には直結しない値なので、参考程度に見てください。)

また、この結果を視覚的にわかるように、私の拙いCSSチカラを使って図示して表示するようにしました。計算結果の下部に表示されます。

画像3

ちょっとこだわったポイントですが、餡蜜で光る範囲に塗りつぶされている色や、計算結果に表示される私のコメントは、私の考える餡蜜有効性の閾値を設け、「CRITICAL範囲」の値によって変わるようにしています。

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さて、この結果を見て Divine's:Bugscript の24分トリルについて考察をしてみます。

SOUND VOLTEXのCRITICAL判定は、前後にそれぞれ 41.667 ms ( = 120fpsの5フレーム)広がっているということがEXCEED GEARで推定されたので、
これを信じて考えると、 Divine's:Bugscript の24分トリルは中央を狙ったときにSクリ判定よりほんの少し厳しい位になりますね(そう考えると割とシビアな気もするが...)。

私は Divine's:Bugscript は餡蜜のタイミングを気持ち遅めにして、その後12分を刻むという方法でやっていたのですが、割と理に適ったやり方だったのかなと結果を見て思いました。
餡蜜で光る幅も思ってたよりは広かったです。

というわけで、こんな感じで使ってみてもらえたら嬉しいです。

あ、ちなみに、ツイートボタンを押せば自分の調べたBPMとNOTE TYPEの結果のページにアクセスできるURLをシェアできます。

その他感想

はじめは、Reactの勉強がてら、自分用に作ろうと思っていたアプリケーションを作っていました。が、思い切ってみんなにも使ってもらえるように整えました。

初歩的にコードが汚かったり、まだまだReactの特性を理解せずに効率の悪いコードになっていたりしそうなので、レビューしてくれる方いたら大歓迎です。

githubリポジトリはこちら

好評だったらアップデートや他に使えそうな便利ツールを作ったりしていきたいなと思いますので、何でも良いのでリアクションをもらえたら幸いです。

(「餡蜜」で表記をあわせているけど、本当は「あんみつ」のほうが良いのだろうか...わからん。)


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