文才畑 #1

日記

最近物忘れがひどい。というわけではないんだけど、いざ振り返ってみたところ思い出と言えるものがまわりの人と比べて少ない。

同じ1日同じイベントを一緒に過ごした友達は、アレが楽しかったとかコレがウケたとかそんな彩りモーメントをサッと言う。のちに一緒に飲んでいるときなどに、言う。Googleフォトかよ。すごいな〜。

思い出の保存が下手なので、老後、若かかりし話をするときには苦労するんだろうな。孫のハートも掴めないだろう。どこにでもあるカスカスの、まとめサイトみたいな思い出話しかできないおじいちゃんにはなりたくない。

ということで、日記を書いてみる。

文章の練習

ちょっと前に大人になったが、大人になっても文章は書く。特に大人はイヤな文章を書く。褒めるか謝るかお願いするかお礼をするか。文章の中でもよっぽどのカス、ツルツルの剥離紙みたいなテキストデータが世界中の超巨大データステーションを圧迫している。

そんななかで昔のネット掲示板・Twitterマン・YouTubeのコメント欄のよくないところをはぎ合わせたような表現を書いていませんか?

日常生活で少しでも頭を使った日本語を繰り出すためにも、日記を書いて鍛えていくのだ。

今日の日記

今日は北陸新幹線に乗った。
はくたかは遅い。かがやきは速い。ひかりより速いものは人々ののぞみ。それくらいの認識でいたが、どうやら走っているルートが違うと言ってくる人がいる。そんなことある?はくたかは寄り道しているってこと?

気にはなったが、ちゃんと調べた事はない。越後湯沢に行きたいのであればマップアプリでそう調べればいいだけ。軽井沢?長野?上越妙高?なんだろうが入力すれば案内してくれるんだから。

電車移動民は方角なんて気にしない。何番ホーム?何駅目?何色の路線?西口?東口?駅の周りの地理をボワっと覚えてその間の空白地帯は無視。地図が埋まっていかない感覚。行ったことない町にルーラする。エアームド の そらをとぶ!

地元で車移動していたときは、新しい道を覚えるたびちょっとだけ嬉しかった。
とそれっぽい繋ぎを思ってみたが、東京の電車はとんでもない距離をバカ安で連れていってくれる。ルーラの消費MPは0。ひでんマシンは何回でも使える。JRに感謝。


新幹線のダイヤが絶妙ないやらしさを発揮していて、黒部宇奈月温泉駅に12時に着こうとすると11時10分着の便になってしまい、東京駅8時半という早朝集合を求められる。
いや、絶妙にいやらしいのは黒部宇奈月温泉駅なんていう、広がる田んぼエリアど真ん中、騒音対策かなにかのために町1番なんじゃないかという高さに作られた何もな駅でわざわざ降りようとする自分のほうなのかも。
帰りは帰りでゴールデンウィーク帰省ラッシュというものがあり、帰りのチケットを取ってない自分は富山→大宮といういやらしルートで帰ることとなった。


となりの乗客がトリコのアニメを見ている。月初めの支給されたて通信量を削り、はたまた新幹線の細いWi-Fiで、日本アルプスを貫く電波遮断ロングトンネルにイラつきながら、それでも見る価値がトリコにはある。すべての命に感謝して。20連ツイン釘パンチ。
日本アルプス?南アルプス?北陸新幹線のトンネルはどこを通っているの?
そんなことは気にしない。だってそんな駅ないし。


今日は実家で親戚たちといっぱいおしゃべりしたので書くことがいっぱいある。あるが、しかし、この残りのネタは何もなさそうな明後日あたりに振り替えることとする。
打算とともに始まる日記。

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