小田急線、新しい車両になってから、車内の綺麗さ増してない?という話
小田急線の最近の車両に乗っていて、ふと思ったことがある。
以前の車両より、“綺麗”になっているのではないか?ということ。
「いや、そりゃあ新しくなってまた日が浅いのだから当たり前だろう。」という考え方もできるが、気になった所はそこではなく、単純に“オシャレなデザインになったから綺麗になったのでは?”という所。
これには大きく見て、2つのデザインの力が働いているように思える。
ひとつは、座席の両端の仕切り壁(以下:座席の仕切り)が透明になり視認性が増したことで、ポイ捨てしにくくなったこと。
もうひとつは、床のデザインが木目調になったこと。それにより、車両に乗り込む時のパッと見の小綺麗さが増したこと。
そして、そのふたつのデザインのおかげで、全体がオシャレに見えること。
たぶん人間の心理的に、綺麗な物は汚しにくいという心理が働くことから(綺麗な物を壊したくなる、汚したくなる芸術的感性はここでは無しと考えた上で)、全体が綺麗になったことで、前よりポイ捨てが減ったのではないだろうか?(統計を取ってる訳ではないので定かではないが。)
このことが、=以前の車両よりオシャレになったから綺麗になっただけでなく、物理的な綺麗にもつながっているのではないだろうか…?と。
まぁ座席の仕切りが透明になった点でのデメリットも少しあって、それは端の席に座ったときに、座席の仕切りの反対側で寄り掛かって立っている人のお尻がだいたい顔の真横にきてしまうという所。
座席に座っている人が仕切りに寄り掛かる形でうたた寝したいると、少し変な構図になるという所だが…(苦笑)。起きた時に、横向いたらビックリしそう、!
てな訳で、立って寄り掛かることが多い私は、お尻をちょっと浮かせて、出来るだけ背中で寄り掛かる用にしようと思ったのである。
…ではなくて、“デザインが与える人間への力”を感じた瞬間を、少し考えてみた。
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