「即行動」に必要なこと

noteの更新すっかり滞ってしまいました。。。

 7月22日今年で2回目になる
「湾岸将棋LIVE Special for セーブ・ザ・チルドレン」
が開催されました。

 こちらはイベント終了後に参加スタッフ全員での1枚。
参加された全ての方、協力していただいた皆様に深く感謝します。
(念のため写真の上段左からyoutubeのリポートしていただける
永田実さん、八代六段、飯島指導棋士四段、加藤奨励会初段、
渡辺(大)五段、杉本四段、三枚堂六段、私。下段両端がSCJスタッフの方、
左から渡部女流王位、髙野四段、近藤五段、戸辺七段)

 写真には写っていませんが撮影をしていただいた
㈱ライフドキュメンタリーの皆様、大盤を貸していただいた㈱ルーク様
会場のイタリアンレストランのPiatto様にも厚く御礼申し上げます。
(ちなみにこの書き方は加藤桃子流です。締めの挨拶をお願い
した加藤先生は就位式にしても関係スポンサー、協力者の名前を
間違えることなく全て必ず言います。)

 今回のイベントも参加者の方からたくさんメッセージを
いただきましたが、一部関係者から西日本豪雨から2週間ですぐに
チャリティイベントをできることは早すぎるという有り難いような
少し残念なようなコメントをいただいたので、なぜ即行動できるのか
について書いていこうと思います。

「即行動」に移せる最大の要因。
それは常日頃から「行動」しているということ。

 今回のイベントはもちろん半年前から計画をして、
出演者のブッキングやセーブ・ザ・チルドレンさんと打ち合わせを
して棋士に活動の説明させるなどだいぶ前から準備していました。

 そこに発生してしまった西日本豪雨。個人として寄付も
していましたがイベントの準備をしながらモヤモヤ。
何かできないか。そこで見たこのツイートで寄付先を変えようと
決断しました。

 この後はセーブ・ザ・チルドレンさんに
「寄付先を西日本豪雨被害への支援に変更したい」
と伝えるとともに、
先生方にも相談しました。
 普段から空気読むくらいなら
反対意見でも何でも言ってくれ
という感じなので先生方の素早い賛同もあり、
すぐに寄付先を変更。
 直前の発表になりましたが今回のイベントを
西日本豪雨へのチャリティイベントへと変更できました。

 こういう流れからなぜ「即行動」できたかというと
・すぐに相談できる「人脈」があったということ。
・素早く意思決定するという習慣があるということ。
の2点があったからだと思います。

 独りよがりでは何もできません。このイベントはプロの
先生方の協力がなければもちろん無理でしたし、
被災地支援についてもその道のプロがいたからできたことでした。

 我々が将棋教室をする上で「強い人、教えるのがうまい人に
教わるのが上達の最短の道です」と謳っているのに、こういう
ときにその道のプロにお任せしないのでは矛盾が生じます。
願うだけでは被災地支援には残念ながらなりません。

 「行動」は失敗してもいいですし、リスクを取って行動することは
もっと評価されてもいいと思います。やらぬ善よりやる偽善です。

 例えば(加藤先生、ごめんなさい(笑))このツイート、私に
何にも許可とか取ってないですし、申込していない人が来ないように
隠していたお店の名前とか書いちゃうし、深夜の1時過ぎに
寝ていたら突然スマホが鳴りやまなくなるしびっくりしました。

 でも前向きな「行動」ですからむしろ感激しました。これが
加藤流人垂らし術かと(笑)。前向きな「行動」が次の行動に
繋がり、何かがあった際にすぐ動ける状態を作ります。

というわけで、「即行動」に必要なのは、
・常日頃からの行動
・人脈
・素早い意思決定
という話でした。

※ちなみに私のところにノウハウが蓄積されてもしょうがないので、
 今回の災害にあたって動きたい将棋関係者の皆様、
 協力したいのでご連絡お待ちしております。

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