頑固だけど朝令暮改する人達
instagramとtwitterに色々あげましたが、昨日は髙野智史四段のハーフマラソンデビュー戦に永田実さんと3人で参加してきました。
事の経緯は去年のチャリティイベントで落札された「髙野先生と加藤先生と行くenjoy night run」の日まで遡ります。
落札された方が加藤先生のファンの方だったので私と髙野先生はもちろん邪魔ものに。
というわけで走っている途中夢の大橋で、髙野先生と私の400m走対決をすることに。私は「こんなの楽勝に決まってるじゃん」と思いつつ、髙野先生は髙野先生で「20代が負けるわけない」って思っていたそうです。結果は私が勝ったわけなのですが、それが髙野先生の負けじ魂に火をつけてしまいました。
その後、髙野先生にさらに火をつけてしまったのが2月の東京マラソンでした。写真はやる気なさそうですが、東京マラソン観ると大概の人は走りたくなります。
いや、上の写真の時はやりたくないですとか言ってたのですが、後日髙野先生に一緒に走りませんか?とLINEしたら、「覚悟を決めました。。。」という予想外の返信が来て、昨日という日を迎えました。
上の写真、ゴール寸前で最後の1kmは足が自分の思い通りにならない攣りまくりの状態なのでキロ12、3分はかかっています。
ちなみにスタートした時は上の写真くらい軽やかにキロ4分30秒くらいのペースで疾走していました(笑)。
そんなことを書くために写真を載せたのではなくて、注目は同じウェア・・・ではなく、靴です!昨日一番の衝撃は髙野先生が「GT-2000 NEWYORK」というサブ4くらいのランナー向けのアシックスのシューズを履いていたことです。チャリティのランをしたときは髙野先生は「靴なんかでタイムが変わるわけない」「ランニングは能力が全て」って話をしていました。こちらが「靴でキロ10秒も20秒も変わりますよ」と言っても聞く耳も持ちません。そんな人が「靴変わると速くなりますね~」とかしれっと語っています。
私が接する棋士だけではないと思いますが、棋士って一事が万事こんな感じです。こちらのアドバイスはまず聞きません(笑)。ファンの皆さんの声には耳を傾けますが、仕事上の付き合いの人の声には私の持論はこれです!と通してきます。あのパッと見性格の良さそうな○○先生や○○先生も実は(以下自粛)ただ正しいとわかればそんなこと言ってましたっけ?とちゃぶ台返しで持論を変えます。棋士がそういう人ですというよりはそういう頑固さと豹変さ(日本語変ですね。。。)を持ち合わせているので棋士になっていると言った方が正しいかもしれません。
こんなことでこの先生は信用できないから仕事できない!なんて言っていたら棋士の皆さんと仕事できません。理屈が正しければ棋士の皆さんは必ず理解してくれます、気長に待ちましょうという認識で仕事をすることをお勧めします。
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