ラジオと普及の親和性
昨日湾岸将棋教室で講師をしていただいてる戸辺誠七段と三枚堂達也六段が偶然(?)同日にラジオに出演していたのでラジオの話。
※三枚堂先生が出演の「千葉ドリーム!もぎたてラジオ」
※戸辺先生が出演の「サンデースペシャルつるの剛士の『聴く』将棋~第1局~」
(リンクは7月8日まで聴けるはずです。)
聴いた感想ですが、お二方とも将棋の魅力を十二分に伝えていて素晴らしい内容でした。さらに言えばたぶん初めてのラジオだと思うのですが、ずれそうな部分や事実誤認を与えかねない部分の上手な軌道修正などラジオ慣れさえ感じられる内容です。
なぜかという部分を考えていたのですが、これは将棋を初心者にもわかりやすくという部分について将棋教室や解説で慣れている二人であれば既に盤面のような視覚に訴える部分を使わなくても言葉だけで対応可能なレベルにまで到達しているからではないかと推測しました。もちろんつるのさんのように将棋界のことをよくわかっているパーソナリティさんであったからこその部分もあるのですが。
そう考えるとラジオというツールは将棋の普及の新しい手段に十分なりえると思います。最近、自宅にテレビがないという家も増えてきていますがラジオであればradikoのようなアプリでスマホで聞くこともパソコンで聞くことも可能であり、新しい層への普及の一助になるはずです。
棋士の魅力は将棋の内容だけでなく棋士のパーソナリティの部分というのは戸辺先生がラジオでもおっしゃっていましたが、ラジオの方がよりパーソナリティの部分にフォーカスしやすく普及につながるツールになり得る可能性十分です。
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