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現在のポートフォリオ考察

現在のポートフォリオについて自ら振り返ってみようと思います。

$ADBE(アドビ)

言わずと知れたデザインツールのデファクトスタンダードです。私はADBE製品意外を使ってデザインの仕事をしている人を見たことがありません。
最近では簡単で敷居の低いCanvaなど有力サービスもあり、非デザイナーである私も使っていますがプロフェッショナルデザインの領域ではADBEはほぼ独占的な役割を占めていると思います。

これはデザイナーが「不況だからAdobe使うのは一旦やめよう」というような判断にはならないことを意味しADBEなしではビジネスが成り立たないこ=業績安定を意味します。

また、AIブームで話題のAdobe Fireflyは生成AIで作成した画像が著作権フリーなことがとても大きな特徴です。
デザイナーは画像を制作する際に、元となる写真なんかはストックフォトで購入して加工を始めます。1枚数千円で購入するなど費用もかかります。

その点Fifreflyではテキストを入力すれば画像が作成でき、かつ商用利用可能なのでデザイナーとしてはなくてはならないプロダクトになるのではないかと期待しています。(この記事のサムネイルもAdobe Fireflyで作成しました)

また、生成AIは事前に膨大なデータから学習をする必要がありますが、自社にデジタル資産がない会社には学習するための情報源の確保が難しいわけです。

その点ADBEは自社のadobe stockなどの膨大なデザインデータを元に学習をしているためAIの質に加え学習元となるデータの量と質で他社を圧倒しているわけです。

  • ビジネスモデルが盤石、業績への安心感が強い(業績安定)

  • 既存ユーザーのFireflyなどへの追加課金の期待(売上増)

  • インドなどまだまだ狙える市場はたくさんありグロースが期待できる(売上増)

$MSFT

AIで最も収益化に成功しそうな企業の一つです。
MSFTを見ていて気づいたのはAIで最も成功するのはBtoB企業だということ。結局課金をする人が誰かということです。

Appleがどれだけ素晴らしいAIツールを販売しても個人では課金をしようとは思いません。また、chatGPTも4に課金をしてしばらく使ってみましたが私のような凡人ではchatGPTのプロンプトがわからずその性能を十分に活用できないことに加え、そもそも活用しても効果を発揮する場所がないのです。

AIは、その活用方法から企業課題にどのように活用できるかの提案と実際の導入まで丁寧なサポートが必要だと実感したわけです。

となると法人営業部隊を持っている企業。マイクロソフトのような企業が強く、同社のソリューションは顧客企業の業績を押し上げるでしょう。

アップルやGoogle(workplace除く)はAIを直接売るのではなく顧客が気づかないうちに活用をすることはしているかとは思いますが「これが新しいAIサービスの〇〇です。課金してください」ということはなかなか難しいでしょう。

$PLTR

主には国防に使われるgothamというサービスと大企業向けのfoundryというサービスの2本柱です。

CIAなどを顧客に持つことで数年前から話題になっていましたが今ではウクライナ戦争やイギリス軍にも導入されており陰で戦争を支えています。

これからの戦争は相手の戦力を数値化し能力を図り合うことで抑止力の調整で戦争状態を避けることが重要になってくると思います。

と書きましたが具体的にPLTRがどのようなサービスを提供しどのように問題を解決しているのか?は私はあまりわかりません。ただ、このフィールドで名前が上がるのがPLTRくらいしかないのです。英語でも調べますが一時C3aiが上がりましたがこの企業は業績もイマイチです。

  • 競合がほぼいない巨大マーケットで名前が唯一上がるグロース企業

  • ピーターティール会長・アレックスカープCEOが超キレキレ

  • 決算は売上、EPS共にクリア

  • 3期連続の黒字を計上しS&P500に選出される権利を獲得。組み入れられれば大量の買いが入る

ここら辺のポイントで保有をしています。

$GOOGL

検索、Android, Youtube、Google mapsに加えマイクロソフトのオフィスの唯一の競合製品Google WorkplaceにGoogle Cloudなどを手掛けています。

業績が広告に偏りがちと批判されることもありますが、人々の行動の根幹を担うサービスを提供しており不況になったとしても最後まで広告主が出稿をしたいサービスを運営していると思います。

私からみると検索サービス+アップル+マイクロソフトに見えるくらい強いサービス群を持っているように見えておりその企業がマイクロソフトやアップルに1兆ドルも時価総額で引き離されてることに違和感しかありません

売上ではすでにマイクロソフト超え、利益額でもマイクロソフトを超えるところまできています。

$NVDA

持たないリスクがあると思い40株のみ保有しています。

AI=NVIDIA.

生成AIブームに乗りGPUの需要が爆発し世界中のデータセンターに導入が進んでいます。まだまだ伸びるかとは思いますがまともなGPUを提供できるのが世界でNVIDIA1社というのは導入する企業のリスク管理の観点からも怖いものです。本来は発注先を分散させたいところではあるかと思いますが技術有利が働いている現状まだまだNVIDIAの一人勝ち状態は続くでしょう。

$TSLA

ポートフォリオの中で最も大きな割合を持ち唯一の含み損銘柄です。
テスラが塗り替える業界が巨大な自動車業界。

EVを推し進めることで日本一強から欧米諸国にもチャンスが来るだろうと推し進めてみたら中国が強くなり、まともに勝てるのはテスラ一社だけという状態になり各国の思惑と違う方向にいってしまったのはあるのかなと思います。ただEVシフトは始まってしまったので今後も自動車を買い替える度にテスラ車を選ぶユーザーは増えていくでしょう。

フルセルフドライビング、ロボタクシーなどどこまでいくかはわかりません。
ただ、業績は数兆円を超えるのに数十%の伸びを見せており超超グロース企業であります。
そし、天才イーロンマスクに賭けてみたい。
テスラの強みはイーロンマスク、テスラの弱みもイーロンマスク。

先日ユダヤ人に関する偏見的なXでの投稿にイーロンマスクがコメントで「それは本当に事実だ」と発言したことでユダヤ系の投資家たちが激怒したことがありましたがイーロンマスクは超巨大企業のオーナーであっても、そんなことお構いなしに生きています。

彼のおかげで革新が進みますが彼のせいで株価も下がります。

私はいけるところまでついていきたいと思っており唯一の含み損でもホールドしています。

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