見出し画像

スリランカの満月の祭日「ポーヤデー」

空港に着いて、チェックインカウンターで帰りのフライトを変更できるか聞いてみる。
すると、やはり2回目からは手数料が発生する模様。
ETA(スリランカのビザ局)に、スリランカの空港に着いてから確認してみて、とのこと。ビザを延長したほうが安いので、とりあえず飛行機は変更はなしに。

そういえば、空港に行く途中に会ってもない現地のタクシードライバーに、日本酒を買ってきてと頼まれた。

とりあえず買って、飛行機に乗り込む。
スリランカ行きの便はよく遅延するらしいけど、今回は予定より繰り上がり離陸。飛行機内はかなりガラガラで、真ん中の4列席を占領できるらしい。

私的には窓際が好きなので、フライトアテンダントに席を移動していいか確認してみると、
「You don't like 4 seats for yourself?」
とか言われたけど、窓際で着陸の際の景色が見たいと話して移動させてもらうことに。

搭乗客があまりいないので、食事とともにワインを頼むと、2つカップを渡される。その後も、もっと飲むか〜?とやたらワインを配られる。4杯分くらい飲んだと思う。
そんなおかげもあり、2席で横になって寝れた模様。

陽気なスリランカ人のフライトアテンダントに、VISAの事情を話して聞いてみると
「You need to extend your VISA only for 1 day? haha」
と言われながら、空港に着いたらETAのOFFICEが真っすぐ行って左に行くとあるから行っておいで、と教えてくれた。

空港到着後、ETAのOFFICEを見つけた。
どうやら、厳しげで冷酷な雰囲気。笑
前に並んでいたインド人?スリランカ人?も何か交渉している。。
私の番になったので、聞いてみると、あまり状況を細かく把握することもなく、「オンラインでやってくれ!もしくはコロンボのimmigration Officeに行くんだ。発行手数料は100ドルだ。」とか言ってくる。それを見かねた後ろにいたアメリカ人が助けてくれる。彼女は1日分の延長なのに、そうするしかないのか?と。
でも何を言ってもダメみたい。

まぁ、所詮空港のビザ局なんて、こんなもんである。あんまり人らしい対応をしてくれる人に出会ったことがない。冷酷。笑

到着ゲートを抜けて、まずはATM探し。
現金をキャッシングする。
スリランカの空港は、着いた瞬間から熱帯のあたたか〜い、ゆるやかで素朴な空気が流れていた。日暮れ前の17:30頃だった。

タクシードライバーにWhatsappで連絡。
当初いる予定と聞いていたポストオフィス付近にそれらしい人はいない。
わたしのセルフィーを送って、ここだよ、と伝えてるのだけど、なにせその人はあんまり英語が通じない。30-40分くらい、空港でうろうろしていると、ようやく彼が現れた。空港外で待っていたらしい。背が高くて人が良さそうな人だ。

車が走り出すと、見えてきたのは夕暮れの空に大きな満月。
そう。今日はポーヤデーだ。

スリランカでは、毎月一回、満月の日は国民の休日になる。みんなお寺に行き、お経を唱えたり、お供え物をしたりする日で、ドライバーによるとフリーフードがあるよ、とのことだった。

道中で気になったお寺に寄ってもらう。
のんびりとしたスリランカの空気感に、そこに集まるスリランカ人が唱えるChantingが心地よい。ここは偶然にもブッダが悟りを唱えに来たお寺だった。菩提樹もある。

空港からアヌダーラプラまでは3-4時間程。
当初はコロンボに宿泊して、翌日バスでゆっくり行く予定だった。
Google mapのGPSで位置を確認しながら向かっていたけど、思ったよりも遅くつきそう。

着いた頃には23:00を周っていた。
そこに待っていたのは、日本酒を頼んできた別のタクシードライバーと、笑顔が素敵なホテルのオーナー。

全部で6000円だったよ、と言うと、それはルピーでいくらだ、と言われる。予め値段は伝えたはずなのに。想像していたより高かったんだろう。
お金をもらい、ホテルの中へ。
トカゲのような虫が壁を歩いてる。これは何?危険なの?と尋ねると、
「この虫は全く危険じゃないよ。いろんな虫を食べてくれるんだ」と。

ここはホテルと言うより、日本で言う民宿みたいな感じ。
1時間ほどお話をして、今日のところは寝てみます。

明日からの予定はまだ未定。

Instagram のストーリーハイライトから、スリランカの滞在の様子が覗き見できます。よかったら見てみてくださいね🧚‍♂✨
https://www.instagram.com/__hamile/
フォローも大歓迎です♥


読んでいただきありがとうございます! これからもわくわくする物語を綴っていけたらと思います。 続きが気になる方はぜひフォローして頂けるとうれしいです*