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菩薩は、自分はまだ完全に救われていないにもかかわらず、ほかの人を先に救おうとする

“まず変えるべき” は心ではなく行動(中略)世間一般では、「行動を続けるには、まずそのことを頭で考えなければならない」と思われている。だが、それは発想が逆なのだ。つまり、まず小さな行動を起こし、それを頭で認識することによって、行動を続けられるようになる(中略)まず行動から始める。行動によって心をリセット(中略)知識だけでは人間が動かないことは、歴史が繰り返し証明(中略)人間が行動をとるかどうかは、さまざまな物事からどう影響されるかによって決まる(中略)「人は、遠い将来の報酬のために長期的な行動をとることが苦手である」

現代の問題はお金で解決できる可能性が高い(中略)解決策のひとつとして「お金があればいい」というのはまぎれもない事実です。まずは、この部分を直視しないと始まりません。

結果を出したいなら、冷酷に振る舞ったほうがいい

冷酷に振る舞うなら、結果を出したほうがいい───これは一つのものの見方だ。だが視点を変えれば───結果を出したいなら、冷酷に振る舞ったほうがいい、ということにもなる(中略)ではどうしたらいいのか。その答えは、適度なバランスを取り、そのバランスを維持することだ(中略)お客と同じような格好をしていれば、彼らは好意を持ってくれる。それは無意識のうちに仲間だと思ってくれるからだ。でもお客よりちょっとだけおしゃれな格好ををすると、自分は仲間だけど、あなたより少し上だと言っていることになる。そうすると向こうは、一口乗ろうかなって気になるんだ

お客よりちょっとだけおしゃれな格好

独創的な思想家であるためには三つのことが必要です。第一に、膨大な量の情報を持っていなければなりません(中略)したがって、いずれにしても、まずは大きなデータベースを持っていなければならない(中略)創造的な人々が際立っている点は、ほとんどどのような状況にも適応し、手元にあるものがどのようなものであっても、目的を達成するためにそれで間に合わせる能力があるということである。もし他にないとしても、少なくともこの能力が彼らと他の人々をはっきりと区別する(中略)創造的な人々は間違いなく両極端を知っており、それらを同等の強さで、内的な葛藤なしに経験するのである。この結論は、創造的な人々のなかにたいてい存在し、それぞれが弁証法的緊張のなかで統合されている(中略)エネルギーの発現の一つのあり方はセクシュアリティ〔性行動の対象の選択や性に関連する行動・傾向の総称〕である。創造的な人々はこの点に関しても逆説的である。彼らはかなり強いエロス、つまり、一般化した性行動のエネルギーを持っているようだが、ある人々はそれを直接セクシュアリティとして表現する。同時に、ある種のスパルタ的な禁欲主義も彼らの特質(中略)多くの創造的な人々は呑気な態度を装っているが、彼らの多くは、意欲の低い人々がそうしないときにでも、夜遅くまで辛抱強く仕事を続けている(中略)創造的な人々は、一方に想像や空想を置き、もう一方にしっかりと根づいた現実感覚を置いて、その間を行き来する(中略)創造性という言葉の第一の用法は、日常会話に広く用いられ、奇抜な考えを表現する人々や興味深く、刺激的な人々───要するに非常に賢そうに見える人々───を指し示す。すばらしく話のうまい人、興味の範囲が広く頭の回転が速い人は、この意味での創造的な人と言えよう。しかし、永続的な重要性を帯びた貢献をしていなければ、私はこのタイプの人々に対して、創造的というよりはむしろ「才能あふれた」という言葉を用いる───そして本書では、このタイプの人々についてはあまり言及しない。創造性という言葉の第二の用法は、斬新かつ独創的な方法で世界を経験する人々を指す言い方である。物事の捉え方が新鮮で、判断は洞察力に富み、彼らだけにしかわからない重大な発見をする人々である。私はこのような人々を「個人レベルにおいて創造的」と呼び、可能な限り彼らについて論じたいと考えている。

肌にごくわずか(ながらはっきりとわかる)つやが生まれる

手軽にナチュラルな日焼け肌を実現できないものか───この難題は意外にも食べて解決できる。ニンジンやトマトなど、カロテノイドを豊富に含む色の濃い野菜を食生活に取り入れると、肌にごくわずか(ながらはっきりとわかる)つやが生まれる。またカロテノイドをたくさん摂取した人の顔色は、軽く日焼けしている人よりも魅力的に映るという(中略)カロチノイドは、植物によって合成される黄色、オレンジ色、赤色の色素だ。ニンジンや、カボチャ、タンジェリン〔みかんの一種〕、ホウレンソウをはじめ、多くの果実や野菜に含まれている(中略)オレンジがかった肌は健康状態がよさそうで、免疫システムも強いと考えられるため、私たちはそういう外見に惹かれやすく、ともすると交尾に至るというわけだ。

軽く日焼けしている人よりも魅力的に映る

もしあなたが女性ストリッパーだとしたら、ちょっとしたアドバイスをあげよう。排卵直前に仕事をすると稼ぎが多くなる(中略)たいていの女性は自分が発情期であること、少なくとも発情期が自分の態度をなんらかの形で変えていることにはっきりとは気づかずに起こっているらしい(被験者がこうした調査でその真の目的に気づくことは一切ない)。 発情期に起こる生理学的な変化のほとんどが、女性らしさのアップと関連している可能性がある。女性は見た目もにおいも声も発情期により女性っぽくなる。とにかく、発情期がそれとなくほかの人にわかるくらい、多感覚による手段で伝えている

女性は月経周期のうち妊娠能力が最も高いとき───月経の約10日前───に最も美しいと見られることが判明(中略)ニューメキシコ州の科学者が行った最近の研究は、地元のストリップクラブのラップダンサーが稼いだチップを計算して、ダンサーたちの月経周期との相関を調べた。妊娠能力がピークのとき、ダンサーは平均で一時間に六八ドルを集めている。生理中はたった三五ドル程度だ。そのあいだは平均で五二ドル(中略)避妊薬を飲んでいるストリッパーには成績の明確なピークが見られず、稼いだ額の月平均は一時間三七ドルにすぎない(それに対して避妊薬を飲んでいないストリッパーは平均で一時間五三ドル )。

移動が遅く、世話が焼ける乳幼児は、放浪の狩猟採集民には重荷だった。そこで人々は子供と子供の間隔を三、四年置こうとした。女性は、四六時中授乳し、子供がかなり大きくなるまでそれを続けた(たえず乳を飲ませていると、妊娠する可能性が大幅に減る)。

仏教の古い寓話で、私たち著者が気に入っている一編がある。僧侶たちが長い修行の旅から寺に戻ってくるときの話だ(中略)一行はある日、荒れ狂う川のほとりにやってきた。見れば妙齢のきれいな女が立っている。女はいちばん年かさの僧に近づいて頼んだ。「申し訳ございませぬが、老師さま、向こう岸に渡らせていただけないでしょうか。私は泳げませんし、このままここにいるか、自分で渡ろうとすれば死んでしまいます」。 老師はにっこりと笑うと「もちろんお助けしましょう」と答え、女を担いで川を渡り、岸に着くとそっと女を降ろした(中略)女は礼を言って去っていき、一行は旅を続けた。 辛い旅をさらに五日続け、ようやく寺に着くなり、僧侶たちは怒って老師に詰め寄った。「どうしてあんなことをなさったのです」と彼らは責める。「あなたは戒律を破られた。女人に手を触れられたのですぞ」老師は答えた。「わしは女を担いで川を渡っただけだ。おぬしたちは、五日間、女人を心に抱いておったのだぞ」たしかに僧たちは女のことを何日も心の中で考えていた。

陰徳を積む
自己以外の拠りどころがあれば、そのものに支配されてしまう
時間が最も希少な資源

ドラッカーは、時間が最も希少な資源だと考えていた(中略)計画的な訓練を積まないと一人前のプロになれないと聞くと、その時間数に圧倒される。しかし、成功者はたえず精進する時間を捻出するためにどれほど多くの活動を諦めているかに気づけば、納得がいく。時間数が肝心であることもうなずける話だ(中略)意識的かどうかは別として、とにかく彼らは何に時間を費やすかを選択した。

とにかく彼らは何に時間を費やすかを選択


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