見出し画像

紙の束

朝。
お湯を沸かし、コーヒーを淹れる。
窓を開け、ヘッドホンからお気に入りの音楽が鳴ってる。
そんな状況でコレを書いてる。

単刀直入に『ガチなプロ』になりたい、音楽のね。
何を今更な感はあるが、最近強くそう思う。

あらゆる情報が簡単に得られる時代だが、同時に感じるのは『浅ない?』という疑問。
この浅さが万人にウケるのはわかるが、やはりそうは有りたくないと拒否反応が出る。

音楽なら、経験に基づく積み重ねしか頼るものがない。
あとは信用出来る師匠のような存在かな。
案外、“それで” “それだけで”いいではないかと思う。

多方面から五感を揺さぶり、感覚を鈍らそうとする。
ここを切り分ける能力はますます必要で、その基軸となるのは、やはり自分自身しかない。

『紙を一枚一枚積み上げる。この作業の繰り返し』

昔からある古臭い考え方かも知れないけど、今の自分はこの考え方が最先端だと思えてならない。
もっと楽な道や近道を探したくなるが、結果は浅い。

上辺だけ、紙2~3枚ぐらいの知識や情報は要らない。
欲しいのは高く積まれた紙の束。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?