見出し画像

似合う?似合わない?

"似合う髪型がわからない"

美容室でよくある会話のひとつ。
今回はこれについて実際のカウンセリングでも伝えていることをここでも。

はじめに結論を言ってしまうと

"そんなもんやったもん勝ちだぜ"

だ。

骨格や髪質や生え癖、顔のパーツの配置、肌の色、目の色、地毛の色、身長…
黄金比的な意味でのセオリーはもちろんある。それが知りたいのなら伝えることはできる。

しかし。

本当に知りたいのはそういう事なのだろうか?
やりたい髪型や憧れのあの人だったり、誰もやってないけどこんな感じにしてみたいとか、本音はそういうことだったりしないだろうか?

"似合う"とは"馴染む"ということで、埋もれる髪型でもあるということを参考までにお伝えしておく。コンプレックスを隠してくれたり、合コンでの打率は上がるかもしれない。
そういうことがお望みなら、それはとても大事なことだ。喜んで可愛くしよう。

じゃあなぜそれでも"わからない"と思うのか?

ひょっとしてやりたい髪型あるんじゃない?
もしかして自信がないんじゃない?

ずばり、

背中押してほしかったりしない?

そんな人だけにこの先ぜひ読んでほしい。


まず、コンプレックスはあなたの特徴だ。
身長も体型も目の色も鼻の高さも肌質も。
もちろん髪質も。あなたの一部だ。
そしてそれは武器にもなる。
ここで突然ではあるが告白がある。

俺はくせ毛の女の子がお団子にしたときの生え際のうぶ毛が好きだ!!!!


そう!フェチは誰にでもある!
それは大抵のものがマイノリティだ。マイノリティとはどういうことか?ライバルが少ないということだ。そして、好かれたら一生好きでいてくれる可能性がとても高い。
あなたの特徴はなんですか?それを存分に発揮しよう。大丈夫。必ず可愛くする。

そしてもうひとつ。
「流行の髪型や憧れのあの人の髪型にしてみたい。」
それもいいだろう。
「でも似合うかわからない…」
そんなあなたにはこの言葉を。

髪なんていずれ伸びるぜ?

ここで髪型の流行のメカニズムをさわりだけ。

髪は急には増えない。切ったらまた伸びるのに時間はかかる。
てことは?重たいスタイルが流行ったら次何がくるか?
そう。軽くするしかない。
軽くしたら?そう!長さを切って重くするしかない!

とても簡潔に言ったが、つまりは流行は回る。そしてある程度読める。ならいつやるの?(←
古くなる前にやってしまおう。

似合うかどうかは心持ち次第だ。
自分で自分を愛せるかだ。自分を愛している人なら必ず似合うだろう。

背中ならいくらでも押そう。
あとはプロに任せてほしい。

どんな髪型が似合うかわからない?

"そんなもん、やったもん勝ちだぜ?"

#美容師 #似合う #似合わない #やったもん勝ち