土【問題あれこれ】11/53

毎週土曜日は、
杖作りのためのテーマメモ。

今回は2回にわたって、
「伝承と発想」についてです。

後半は発想について。

前回は、
人間は必ず忘れてしまう
という話しなのですが、

考え始めたり
自分の役割を自覚したり

何か主体的にその目的を果たすことをしたいと欲求したり

その火花が散る時が
発想の原点だと思います。

思いつきという言葉があるように
アイデアにはパッと浮かぶイメージがありますが、
根底には問題意識があるはずです。

問題意識は、
自分ごとであることを言い換えた言葉です。

自分にとって大切だから、
はじめて問題なのです。

魔法の杖が
思いをつなぐことができるデバイスになったとして

過去に生きた人のやってきたことや
言葉に触れることができたら

先人の積み上げた工夫・創意・苦慮に
触れることができることで

発想も広がるのではないかと想像します。

自分と何か繋がりがあると思えるから、
自分を通じて解決に向けて前進させたいと願う。

自分自身の目的意識のようなものに
どう接続するかという部分で、
色々な人の思いに触れることは非常に重要だと思うからです。

前回も話しに出てきた
少年ジャンプで2017年〜22年まで掲載していた
「Dr.STONE」ですが、

人類が道具を利用して
組織的な集団を作った認知革命から

200万年

農耕を初めて1万年

近代科学が生まれて数百年

誰が発送してもおかしくなかったコトが
連綿と積み上げられて、

新たに生まれた発想の中にまた
新しい工夫が生まれます。

新たなテクノロジーが生まれてきている今、

次の社会を変える発想が、
この文章を読んでいる限られた人の中からも
出る可能性はきっとあると思います。

繋がりを思い出して、
発想をしていきましょう。

今まで積み上げられたハシゴのもう一段先に進む。

きっと面白いはずです。

サポートしたいと思われましたら、ぜひ「こんな杖を作って見てという製作への要望」や「こんなことに利用して欲しい」と私にメッセージをください。想いをのせ、ぜひ一緒に活動を作りましょう。その際には必ず報告します。