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木【今週の杖】12/53

毎週木曜日は、
作った杖のお話です。

今回は「守護者の杖」です。

なんか
急にファンタスティックなんですが、

これ何の杖だろうと眺めていた時に、

「あ、これゴーレムだ」と思ったんですよね。

「工作用の杖」を石でアレンジしました。

ゴーレムといっても、

少年ジャンプで連載していた「シャーマンキング」のゴーレムなのですが、
読んだことありますでしょうか?

まあバトルものの
少年漫画なのですが、

ともあれ、

ゴーレムは
確か石とか土とかから作る巨人かあ と、

思いつつ

じゃあ気になったのだから
少し調べようと思い、

「ゴーレム」とは何か?

チャットGPT に 聞いてみました。

返ってきた回答は

以下なのですが、

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「ゴーレム」とは、ユダヤ教の伝承や中世ヨーロッパの民間伝承に登場する、
人間が作り出した土や粘土などの物質から作られた人形のことを指します。

ゴーレムはしばしば、特定の任務を実行するために生み出され、
その力を司る者によって制御されるとされています。

最も有名なゴーレムの物語のひとつは、16世紀のラビ、ヨセフ・ツアイアのものです。
彼は、粘土から形作ったゴーレムを使って、迫害から町を守ったという伝説があります。

また、ゴーレムは現代の文化でもしばしば登場し、
ファンタジー作品や映画、ゲームなどで描かれることがあります。

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要するに、
迫害から身を守るための防衛システムです。

ついでに

ラビ、ヨセフ・ツアイアのゴーレムの物語についても

聞いてみました。

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16世紀のラビ、ヨセフ・ツアイアに関するゴーレムの物語は、
彼がチェコのプラハに住んでいたときに起こったとされています。

物語によれば、プラハのユダヤ人コミュニティは迫害にさらされており、ラ
ビ・ヨセフ・ツアイアはコミュニティを守るためにゴーレムを創り出したと言われています。

彼は特別な方法を使って粘土から人形を形作り、
その後に特別な呪文や秘密の名前を用いて命を吹き込んだとされています。

ゴーレムは非常に強力で無敵の存在とされ、
プラハのユダヤ人コミュニティを守るために働きました。

伝説によれば、ゴーレムはラビ・ヨセフの命令に忠実に従い、
迫害者や襲撃者からコミュニティを守るために活動しました。

しかし、ある日、
ラビ・ヨセフがゴーレムを休ませるために命令を解除することを忘れ、
ゴーレムは暴走し始めました。

怒りに満ちたゴーレムは周囲の建物を破壊し、暴れまわりました。

幸いなことに、ラビ・ヨセフはゴーレムを制御し、
元の粘土の塊に戻すことに成功したとされています。

この物語はプラハのユダヤ人コミュニティで非常に有名であり、
今日でもゴーレムはプラハの観光名所や文化的シンボルとして知られています。

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街の人を守りたい思いで生み出された存在も、
一旦、制御を怠ると「暴走」し

逆に自らを傷つける存在になるというお話しなのですが。

ゴーレムを

科学やAI に置き換えても
何も問題ないくらい、

まさに今起こっている話しで、
魔法の杖っぽいなーと思ったんですよね。

願いがある。

願いから生まれる仕組みがある。

その仕組みも、
完全にオールマイティではなく、

表裏のように
見方や取り扱いによって存在が変わってしまう。

ちなみに、
元の粘土の塊に戻ったゴーレムは、

再び迫害された際に復活できるように
屋根裏に封印されたということです。

守るための力は、
生命の根源的な願いということですね。

思いの外、
考えさせられた

杖から得た感想でした。

サポートしたいと思われましたら、ぜひ「こんな杖を作って見てという製作への要望」や「こんなことに利用して欲しい」と私にメッセージをください。想いをのせ、ぜひ一緒に活動を作りましょう。その際には必ず報告します。