渋谷すばる担当を卒業するとき。

ども。
今日は日記というか、どうにもならない思いを。
きっと暗くなるので、すみません。

中学生のときに、関ジャニ∞を好きになり渋谷すばるを好きになった。
コンサートにも行ったし、少年俱楽部も見ていたし
友だちとまるで、関ジャニ∞が知り合いかのように話していたし
日々に溶け込んでいた。

というように、すべてが過去形なことが寂しいな。
気づかないうちに過去になっているんだな。

まだまだ記憶に新しい、2018年4月15日
関ジャニ∞のメインボーカルであり、ブルースハープ担当であり
一番のおちょけであった渋谷すばるが脱退を発表し、会見をした。

いまでも覚えている。
少し前から「脱退」の噂を切り取った記事がでたこと。
色んな人から(ファンでないひとも含め)
「渋谷くん脱退するらしいな~」と言われ
「あんなん嘘ですよ!」と笑い飛ばしていたこと。

4月15日、友だちとマッサージに行く直前
【関ジャニ∞から大切なお知らせ】とメールがきたこと。
大切なお知らせで、よかったためしがない。
でも、どこかで、まさか、と思っている私は
ツアーの発表でありますようにと祈るしかできず
11時になった途端、Twitterに広がる
「渋谷すばる脱退」の文字を、マッサージを受けながら呆然と眺めた。

マッサージが終わったあと、ロビーで会見の一部を見て、泣いた。
どうしようもなく、泣いた。
友だちと少しの時間を過ごしたが、楽しむ気になれず
本当に申し訳ないが早めに解散し、家に帰った。
会見を何度も見た。
なんやこのお通夜みたいな空気は。と気が滅入りそうになりながら泣いた。
色んな人から連絡がきた。

でも、当の本人、渋谷すばるからは何の連絡もない。
当たりまえのことだ。
分かっていたはずなのに、でもそれすらも、悲しかった。
これほど泣いていても、渋谷すばると私は芸能人と一般人であり
向こうが私を知ることもないのだ。

それから月日は経ち、2019年2月28日
渋谷すばるから「生存報告」「愛しています」というようなメッセージが
サイト開設とともに、全世界に発信された。
奇しくも、私の誕生日だった。
最高のプレゼントだと思った。
あれほど想っていた人の動いているところ、言葉
欲しかったものが詰まっていた。

推しが元気でいてくれていること、生存していること、
課金できる世界、すべてに感謝した。
息をするように年間会員に入った。
お金を払えることが嬉しかった。

でも冷静になると、この時から、
少し私の中ではずれ始めていたのかもしれない。

嬉しかった。もちろん嬉しかった。
これは大前提にある。
でも、海外に行くって、勉強するって言ってたけど海外旅行やん
と思ってしまう自分。
でもどこかで、海外旅行する暇もなかったしな、
アイドルとして全うしてくれて、ありがとう、と思う自分。

なにを言うにも、彼のやりたかったこと、彼の作品を聞いてからや
だって彼はもうアイドルではなく、アーティストなんやから
と心に決めた。

『もうアイドルではなく、アーティスト』
この想いが自分を最後まで苦しめることになる。

ゆっくりと更新されるブログ。
海外の感想。そっかそっか、いろんな刺激があったんやねえ。
動画があがるたびに、嬉しくなるファン。
そして何かエイトとのつながりを見つけようとしてしまうファン。
「このタンクトップ、たっちょんと一緒のやつや」
その気持ち分からんでもない。
でもどう受け止めていいか分からんかった。

やっとこさ発表される音楽。
やっっとこさ発表されるツアー。


「え????会場でかすぎでは???????」


嬉しさよりも、この気持ちが勝った。
私はバンドマンも好きでよくライブに行っている。
だから、アーティストとして幕張メッセですることの
過程がないことにどうしても納得いかなかった。

関ジャニ∞やって、松竹座→大阪城ホール→京セラドーム
と順を追って、駆け上ってきたやん。
やのに、いきなり幕張メッセ。

だから、過程を踏めといっているわけでもなくて。
ここのニュアンスがどうしても難しいんやけど。

幕張で、できるということは
【過去関ジャニ∞の渋谷すばるを応援していたエイター】
引き連れていくことが前提。
でもそれも悪いことやなくて、だって関ジャニ∞があったからこそ
今の渋谷すばるがあるわけやから。
でもなんか
「あんたのしたかった音楽の先に見える景色ってそういうものやったん?」
っていう。
物理的な距離がなくて、
少し空いてしまった心の距離を音楽埋めてくれて
熱量が直接心に刺さるような箱でのライブハウスを求めていたと
てっきり思っていたから。
そんな姿を見れると願っていたから、勝手に。

でもまあ、これも見に行かないことにはね、と思い申し込みましたよ。

まさかの幕張二日間とも当たりましたよ。
この時点で少し不安になりましたよ。

誰が悪いわけでもないけど
「キャパミスったんちゃうん」っていう。
心が天使なひとは
「すばるはみんなが当たるように大きいところでしてくれるんやなあ」
ってツイートしてたわ。
天使やん。私の心腐っとるんか。

電子チケットなので公式トレードがあったんやが
まあ、成立しない。
私も仕事で間に合わないと思ったので
トレードだしたのですが、不成立。こわ
Twitterには定価以下で譲りますの多さ。
これでよかったんか???

2020年1月28日
仕事がどうにか終わったので、ツアー初日幕張メッセ行ってきました。
D3だったので後ろやったのですが、まあもちろんのことすきすきで。
でもまあそれはよくて。
着いたら19時過ぎてたのに始まってなくて。
それは意味わからんくて。
遅れてる人多かったから、融通きかせたんかな?
と思ったけど、それなら最初から開始19時30分にすれば
とかあるけど。
まあ、何時までしか音出されへんとかあると思うからわからんけど。

暗転して始まって、声が聞こえて。
あまりにも遠くて。小さいおじさんがもっと小さくて。
でも動いてるな~っていう感動はあって。
あ、ずっと聞いてた声やって耳にすぐ馴染んで。

その姿が大きなスクリーンに映った時、顔が見えたとき
「うわあ」って声がでるほど脳が揺れた。
涙がでそうだった。
すばるの目も、うるうるとキラキラしていた。

このまま終わればよかったのにな。
私の気持ちはそう、うまく、着地しなかった。

ドラムのお姉さんのノリ方がたっちょんぽくてしんどかった、
これは勝手にやけど。(笑)
でもそれに気づいたとき、ああベースは丸ちゃんじゃないや
ギターは安田じゃないや、いろんなことに思いを馳せてしまった。

渋谷すばるの音楽が続いていく。
でもなぜか、私の心はどこかにいってしまう。

やっぱり幕張メッセは広すぎた。
歌がうまくても、熱量が届いてこなかった、私には。
歌がうまくても、全部同じに聞こえてしまった。
彼の歌いたいうたを、彼が好きにつくって、彼が好きにうたっているから
全部同じに聞こえてしまったんかな。
アイドルのときの「この曲のこの声の出し方が好き」って
思う瞬間が好きやったのにな。
他の楽器隊のひとはあくまでもサポートという距離も嫌やったな。
ちゃんとMCできないすばるに「可愛いー!」と叫ぶファン。
いや、全然ええねん!楽しみかたそれぞれやし!!
でもさ!!なんや段取り悪いなあ!!!

すばるの戦いたかったことって?
今があるのはエイト時代のおかげやし過去を否定したいわけでもないし
忘れてほしいわけでもないけど
この規模でできるのはエイターの力やし
だから過去にすがってほしいわけでもないけど
なんだか、切羽詰まってないというか
幕張メッセで、できるのはどれほどの価値なのか
わかっているのか

関ジャニ∞を抜けてまで、
あの人たちを置いてけぼりにしてまでしたかったことなら、
もっともっともっと死に物狂いで音楽してよ。
じゃないと納得できひんねん。
音楽ではよ納得させてくれよ。

『もうアイドルではなく、アーティスト』
その世界にいったのやから、ここは譲れません。

そして、私はどこまでいっても関ジャニ∞が好きで
関ジャニ∞の渋谷すばるが好きだったのかもしれない。
ガタガタいろいろ言ったけど、これが全てかもしれない。
ごめんなさい。

今日も幕張に行く。
渋谷すばるの音楽を聴くのは、今日で最後になるのだろうか。

やっぱり近くで見たらかっこよかったな~
そう吞気に家路につく私がいますように。


追記

1/29幕張2日目をみた。

昨日よりめちゃくちゃいいライブしてて笑った〜
昨日はお披露目会みたいで一方的に見せられてるって感じやったけど
今日はちゃんとライブしてた。
最前のブロックやったかなんかなぁ、
それなんやったらほんまに
大きいとこでやんのはまだまだやなぁ!!笑

ちゃんとリラックスしてMCしてたし
音楽たのしんでた、よかった。
生きるで泣いてしまった、
昨日の自分とテンション変わりすぎてわらう。
なんで泣いたかというと、
ああ、アイドルの渋谷すばるを
私が卒業したなと思ったから。
昨日まできっと未練タラタラやったんやけど
やっとすばるの覚悟がみえたというか。
私の覚悟がついたというか。

エフェクターの踏み方変わってないなとか
相変わらずしわくちゃで笑うなとか
ん?なんて?の言い方が意外と優しくてびっくりするとか、
イヤモニつけてないやんそっかーって
なったりとか冷静に見てて。

ファン拍手すんの早いねん
最後の一音まで聞けやって思ったりとか、
曲間すぐすばるって叫ぶなや
余韻知らんのかボケとかも思った。

すばるに会いに、もいいけど
早くすばるの曲や歌を聴きに来てる人で
いっぱいになればええなぁと心から思った。

私は次の新譜を楽しみにするし、
しょーもなかったらライブにも行かないよ。

可愛いって言われるほうがいいって
言ってたけど、
あの目バキバキで音楽に飢えてる
かっこいい渋谷すばるを見たいよ。
俺はこの音楽がやりたいんやっていう
生き様を見せてくれよ。

可愛がってくださいと言ってた
アーティスト渋谷すばるさん、
まだまだ本気見せてくださいよ。

私の青春、ひと段落した!!!!
これをもって、
渋谷すばる担を卒業です、
ありがとうございました!!!
めっちゃ気持ちスッキリ〜〜!!!


新譜楽しみにしてます!!!!!




#関ジャニ#渋谷すばる #二歳

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