めちゃくちゃ前に書いていたお笑いに対する気持ち

2020年って何回も言いたくなりますね。
巷では、1993年生まれは1900年代生まれにくくられるらしく。
歴史上の人物と同じか…
シンプルに嫌やな…
テレビをみても2000年代生まれの方の活躍が当たり前になってきました。
すごいな!!!!ファイト!!!!!

携帯がスマホになったり、
ネット配信が当たり前になったり、
仕事の在り方とか
いろんな概念が変わってきている近年。
変わることに対しての抵抗も少なくなってきているような。
どんどん変わりたいって思っている人が多くなっているような
そんな気さえします。


私が変化とっても感じたのは「お笑い」のかたち。

まあ所詮26歳しか生きていない女なので
昔のお笑いは分かりませんが
それでもここ近年で漫才の在り方はとくに変わったんじゃないかなと思いました。(もう今27歳なのでこれを書いていたのは2020年1月と判断できる)

記憶に新しい2019年の「M-1グランプリ」
お笑い好きの方だけでなく、本当にいろんな人が見守る大きな漫才大会。

SNSが発達して、見ているひとも審査員になることができて
どのコンビが決勝に残った、敗者復活がこんなことになっている!
と悲喜こもごも、年末の風物詩となりました。

・すゑひろがりずの新しいかたち
→ただの掛け合いではなく、能言葉(分かりやすい程度で)を使った
 今どきの昔話を読んでいるような不思議な感覚

・ぺこぱ
→ノリツッコまない芸風。しゃべくり合うのではなく
 ボケを大きく包み込むようなストーリー展開

・ミルクボーイの温故知新漫才
→どこかで見たことあるような懐かしいような進められ方なのですが
 ボケの話を聞きだす、否定しない、一緒に考えるという+αのかたち

色んな人が色んな感想をもつ、漫才が繰り広げられたと思います。

昨年優勝した霜降り明星も、舞台を大きく使う普通の漫才のようにみえて
粗品さんのツッコミはお客さんに向けたメッセージのように
ボケのせいやさんを見て言わない、
もし叩くことがあってもとても優しく話の腰を折らないように叩く
というところが、新しいな~と思った覚えがあります。(昨年と言ってる?!ということはM-1見た勢いで2019年の年末に書いてたんか?)

私のイメージなのですが昔は
・相手をけなして笑いをとる
・ツッコミは大きめに叩く
・しゃべくり合い、どつきあう
みたいな雰囲気だったな~と。

それがダメなわけでもなく、もちろんそれでも面白いひとはたくさんいます。
でも「それ必要なのかな」と気になるひとも増えたし
その気になったことを発信し同調し合えるようになった。

なので仲間外れという言い方が合ってるとは思いませんが
ジャンル分けされやすく、苦手意識も持ちやすくなったと思います。
自分の中にある、不確定な思いが
誰かによって言葉にされていると安心するし
間違ってないんだって思っちゃうし、気持ちをさらに他のひとに伝えやすいですから。

変わることばかりが良い!と言っているわけではなくて
「古き良き」もやっぱり素敵で。
それを互いに押し付けることがダメであって。
都合よく変化して、都合よく古き良きを噛み締めたいなと
私は思います。


お笑いは食べ物と一緒で、好きなジャンルがあれば嫌いなジャンルがあってもいいんです!
せっかくの娯楽で嫌な気持ちをしないことが大切で。
だからきっと時代が変わると、お笑いのやり方は変わるし
その時代にあわせた、かっこいいお笑い芸人さんがたくさん出てくるんだろうな~と思います。

みたいなん書いて放置して、もう11月で
一か月後にはM-1なんですが!!!!!!!!!!こわ!!!!!

M-1の準決勝残ってる方々みると、
まだまだM-1は最先端のお笑いであり、目指すべき大会なんだなと
心から思います。
そこの位置を確立し続けてるって、冷静にかっこよすぎる。

2020年振り返ると意味わからんかったけど、
お笑いは何にも変わらず、かっこよかったな。


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