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ECサイトの「商品詳細ページ」に何を載せるべきか

はじめまして。
ワンゴジュウゴ ECソリューションでPMを担当している佐々木です。
前身のシステム部の頃から、営業、PM、ディレクター等のポジションで活動しています。

当方が出演するYoutubeチャンネル「ECいどばた会議」で注目度が高かった話題を紹介できればと思います。なお、このnote用に書き直していますので、、、noteもYoutubeも、どちらもお楽しみいただけると嬉しいです!

今回のテーマ
ECサイトでなくてなならない「商品詳細ページ」に何を載せるべきか


今回はECサイトでなくてなならない情報、「商品詳細ページ」に何を載せるべきか、についてお伝えします。

ユーザーにとって商品を購入するメリットやベネフィットを明確に説明することが大切です。ユーザーの不安を払拭し購買意欲を高めるためには、どんな情報が必要なのでしょうか。

商品のスペック

商品選びにおいて、アパレルやインテリアのようにサイズや質感、素材などが大切な商材があります。

例えば隙間収納を探しているときに、隙間を超えるサイズの収納は不要です。また、インダストリアルな雰囲気のこだわりの隙間収納が欲しいユーザーに、ポリプロピレン素材の無機質な収納は不要となるでしょう。

この場合、

  • サイズ(高さ、幅、奥行き)

  • 棚の段数

  • 棚は可動式か固定式か

  • 使用している素材

  • キャスターの有無

  • 耐荷重

までは必須として、どんなものを収納することを想定している棚か、どんなお部屋で活用することを想定しているか、などを記載するのはいかがでしょうか。

ユーザーがイメージしている「欲しいもの」に近い素材、質感、サイズ感なのか、などしっかりと伝える必要があります。

画像・動画などのビジュアル素材を活用する

商品の魅力を伝えるために、写真や動画の効果的な活用が大切です。商品が実際にどのように使われるかを視覚的に示すことが効果的です。

商品詳細ページには、動画やイメージ動画、アニメーションなど、ユーザーに商品の特徴を分かりやすく伝える必要があります。

最近では、商品を説明する動画があったほうがよりユーザーが購入した後の自分の利用シーンをイメージしやすく、購入につながるという結果がでています。撮影する予算や人材、時間が手配出来る場合はぜひ挑戦していただきたいと考えます。

商品を購入することで得られるベネフィット(利益)

例えば季節物の商品の場合は「特に」ですが、商品詳細ページはシーズンに合わせて更新する、またはシーズンごとに打ち出し方を変えた商品として登録しておき、ユーザーの「欲しい」「便利」に合致する商品だと知ってもらう必要があります。

例えばカーテンの場合、遮光率が高い商品は保温性に優れていたりしますので、遮光率のほかに、冷暖房効率の改善が望めたりします。日々の生活をより快適に送れるような情報がある場合は、しっかりと記載していただければと思います。

例えば憧れていたイスを購入することで、快適な作業時間や読書をする時間ができ、そのイスがあることで快適なライフスタイルを手に入れることができるのです。

購入意欲に響くような内容があるのであれば、しっかりと記載することをオススメします。

メリット・デメリット

商品購入のメリットやベネフィットを丁寧に伝えることは大切です。ただし、過度な情報は避け、デメリットも正直に伝えましょう。

壊れやすいもの、取り扱いに注意が必要なもの、アレルギー食材を利用しているかどうか、など、ユーザーの不信感や不安感を払拭するためにも、正直に、丁寧にお伝えする必要があります。

ユーザーの不安を払拭できる「よくある質問」

商品詳細ページに「よくある質問」や疑念に対する回答を掲載することで、ユーザーの不安を払拭することができます。

余力がある方は、サイト内でのユーザーサポートを強化し、購入をサポートする要素を追加することも購買体験向上につながります。チャットボットやラインなどを活用してユーザーとのコミュニケーションを強化しましょう。

商品情報の充実とユーザーサポートの提供は、ユーザーにとって安心感を提供しますので、オンラインショッピングの成功に不可欠な要素と考えています。商品詳細ページの工夫や情報提供の改善が、ユーザーの満足度向上につながります。

SEOを意識した情報を盛り込む

SEO(検索エンジン最適化)を考慮し、Google等の検索エンジンでユーザーが使用するであろうキーワードをテキストに組み込みましょう。事業者側がそのテキストをイメージ出来ない場合は、専門家の協力を得ることも検討しましょう。

カートに入れるボタン

通常のECカートにはこの機能が絶対にありますのでそこまで心配することはありません!
サイト全体のテイストに合わせて「すぐにカートに入れる」「カートに入れる」「購入する」などの文言でボタンを配置します。

可能であれば、スクロールに応じて追従するようなボタンを設置し、ユーザーの購入意欲が高まった時点ですぐに商品をカートに投入できることが望ましいと考えます。
スムーズな購入体験を提供しましょう。

600文字以上の商品説明

商品詳細ページには600文字以上のテキストを書くことが望ましいとされています。情報を充実させ、ユーザーの信頼を獲得しましょう。

チラシやランディングページ(LP)に記載された商品情報は、商品詳細ページにもしっかり組み込むべきです。ユーザーに伝える情報は不足することなく一貫しているべき、と考えます。

でもここまで書いた情報を網羅したなら、、、すでに600文字を超えている可能が大きいのではないでしょうか。最初から頑張りすぎず、出来るところから進めていきましょう。

まとめ

商品詳細ページの作成は時間とコストがかかりますが、徐々に進めることができる部分です。少しずつ改善していきながら、成功体験を積み重ねていきましょう。

テキストは600文字以上、情報の詳細さ、ユーザーへのメリット説明、写真と動画の活用など、大事な要点を念頭に置いて商品詳細ページを充実させていきましょう。


お知らせ

冒頭で触れたYoutubeチャンネル「ECいどばた会議」は、ECビジネスを取り巻く様々なニュースや課題を取り上げ、ECサイトを立ち上げたい方、ECサイトを運用中の方の手助けになるような情報を発信していくことを目的に、毎週水曜18時15分からライブで配信しています。
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