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#2020年映画ベスト10

こんにちわ、わむです。みなさんもベスト映画はお決まりでしょうか?

今年はコロナの影響もあり新作映画の鑑賞数は絞られました。

その中でも、体調管理や安全対策などいろいろできることを気をつけながら…楽しむことができました。感謝です。

また、配信限定だったり、年始めの劇場作品が半年後にもうサブスクに入ってきたり映画館以外でも。

今年新作はカウント43本。その中からお気に入りベスト10本を上げていきたいと思います。

●  〈10位〉------

🇯🇵37セカンズ(37 Seconds)

2月劇場公開だった本作。コロナの影響で劇場に行く脚が遠のいていたところ、Netflixにてほぼ同時期に配信を開始されたことに驚き。先に鑑賞していた人からも、絶賛の口コミが多かったのが印象的でした。


初めて直面して生まれる好奇心と冒険。本編が進むにつれ、柔らかくユマのやさしい表情にグッと来ました。
根に抱えるのはハンディじゃなくて人情。映画というより一人の女性のドキュメントのようで良かったです。


窓から差し込む光の入れ方が綺麗だったなぁ。

●  〈9------

🇯🇵ミセス・ノイズィ

ベストが固まりつつあった12月に公開された「ミセス・ノイズィ」。これはゴリゴリに刺さった一本でした。


まさに今のご時世、布団おばさんいたらこんな感じになっちゃうんだろうなぁって感じがまたリアル…。全ての争い事は自分は悪くない!から始まる。SNSが当たり前になった今、上っ面だけでモノを見るなと言われるような気持ちに。


エゴのごった煮。ケーキのくだりが本当に地獄すぎました笑
もっとエグい展開豊富のアホコメディか思ったら、人の優しさにも触れられるまろやかな作品。掘り出し映画として勧めたい!

●  〈8------

🇨🇳イップマン完結(IP MAN4)

今年はこれを見るために!前のシリーズを全部履修しました。「なぜ今まで見ていなかったのぅ」と頭を抱えてしまうほど、アクションシーンやイップ師匠の生き様に魅了されました。かっこいいです。


で、マスターZも見て万全の状態で臨んだ完結。泣いた。一生の終焉とその先を共に迎えることが出来て良かったです。


太極拳の使い手ワン会長との手合わせのシーンは最高です。木人椿の打つ音が恋しいっすね。


●  〈7------

🇯🇵ぐらんぶる

怒涛のちん隠しアングル!常にあるのは下心!正統派な究極おバカ映画として面白かった。


ダイビング要素もあり!海の中のシーンはホントに綺麗でキラキラ。
映画オリジナルの飲みコール「Vamos」もはや陽キャの飲みサー擬似体験。あのコールはしばらく頭から離れません。


ぐらんぶるアニメ見直したら、いかに映画がよくまとまっていてより頭おかしいかよく伝わりました。
あと、主題歌ほんと好きです。ヘビロテした…。

●  〈6------

🇯🇵劇場版ヴァイオレット・エヴァーガーデン

去年は外伝をベストに入れてましたが、今年の映画はアニメシリーズからも直結するお話。


時代が進み電話が普及し始めて、手紙文化が衰退していく。その中でも電話が繋ぐ声の力と手紙が持つ言葉の力、双方の必要性が描かれていて本当に良かったです。今まで相手に想いを伝えるお手伝いをしてきたヴァイオレット。そんな彼女が自身で秘めていた伝えたい想いをちゃんと伝えられた事に涙腺死んだ。


劇場で、これ以上にないくらい泣きました。伝えるっていいね。

●  〈5------

🇰🇷スウィング・キッズ(스윙키즈/Swing Kids)

戦果の最中、収容所の対外イメージアップの為だけに集まった5人がタップダンスに魅了されていき紡がれる絆。


コメディ調なのかと思った!けど、予想の3倍政治的でドシリアス。後半の畳み掛け方がさすが、韓国映画…。ダンス映画というより戦争映画とカテゴライズした方がいい。踊ることへの希望と楽しさを見つけた彼らの結末に開いた口が塞がらなかった。夢中になれるって素晴らしい。


「7号室」の時から思ってたけどDO君の焦る表情やっぱいいなぁ

●  〈4------

🇯🇵朝が来る

勝手にもっとミステリー寄りだと思ってすみませんとなるくらいの今年1の衝撃作です。見るべきもの知るべき真実がこれに詰まってる。


でも、このテイストのドキュメンタリー風演出って好き嫌いが分かれそうだなとは思った。私は好きです。
途中途中の主題歌が挟まれていてフフッてしてしまったけど、歌詞も良く曲名が「アサトヒカリ」で号泣。

ヒカリちゃんはすごく器用な子だと思います。どこに行っても不器用ながら、仕事や周りの人と馴染もうとしっかりコミュニケーションを取れる姿は素直にすごい。

なんだか…この映画見て小中学生から性の授業ってもっとしっかりやるべきだと思うってその一言に尽きました。本当に。誰も彼もが悩んでもがいてる。辛いね。


🥉〈3------

🇺🇸透明人間(The Invisible Man)

特に音響が印象的で本当に劇場で見るべき映画!終始緊張感が止まらなかった。SFっぽくなるかな〜って思ったけど、ちゃんとホラー度も高く大満足!


“ここにいる”ってわかってからの主人公の表情が堪らないし、例のペンキぶっかけが怖すぎて夢に出そう。
ヤバいやつvsヤベェやつのバトル映画としても楽しい。

例のスーツデザインがゴテゴテメカで好きです。ピクミン2のアメボウズ思い出したのは私だけでしょうか?


🥈〈2------

🇰🇷パラサイト 半地下の家族(기생충/Parasite)

19年の年末にtoho六本木で行われたポン・ジュノ監督と主演ソン・ガンホ登壇の先行上映に見に行ったのが初鑑賞。

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まさか、アカデミーも受賞して、一時期社会現象に!ここまで話題になるとは!っと思いましたが初見の時に感じた「うわ、これすごい」は本当でした。


「鬼滅の刃」並みに映画ファン以外の子たちも軒並み見てたなぁ〜っと。


ユーモアもあるし、貧富格差の風刺でもあり、愛の話でもある。裕福な家族にトントン拍子に”寄生”していく様はまさにシュール。
身なりや言動を誤魔化しても生活が見えてしまい、どうすることもできないのが人間が放つ臭い。
その臭いがキーとなってくることも、リアルで面白かったです。

🥇〈1位〉------

🇺🇸ナイブズ・アウト(Knives Out)

ダニエル・グレイグにクリス・エヴァンス!「へレディタリー」で一躍話題だったトニ・コレットも!豪華すぎるキャスト陣!


本編にわざとでしょと言わんばかりに、これ伏線だろな…これ伏線だろなのオンパレード!からの、あ!こう来る!ノンストップの笑えるハチャメチャミステリー。展開の時間配分も気持ちよくて、ダレずに一貫して飽きなかった。いやぁ、面白かったなぁ!


夢中で見入ってからのどんでん返し。人間ドラマとしても良かったです!それにしてもお金が絡むと人って…ねぇ。

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並べてみたら、今年もいい感じに洋・邦・アジアとバランスあるベストになったかなぁと思いました。

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ちなみに…

2019年ベスト・2018ベストはこんな感じでした。


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その他鑑賞記録はFilmarksにまとめています。