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#221 老舗を作っていく

こんにちは、皆さん。2024年の最初の記事は、「老舗を作っていく」というテーマについて書いていきたいと思います。昨年2023年は生成AIの台頭により、オリジナルの作品の価値が低くなってきたと感じませんか?誰でもデザインができるし、誰でも店舗のデザインにかかわることができるようになりました。つまり、誰もがクリエーターになれる時代なんです。
#生成AI

コンセプトが新しい店や、デザインや内装がスタイリッシュ、そこで供される美しい料理。そのような店がこの先も出てくることは確実だと思います。そのような店舗に一部のインフルエンサーや時代の流れに敏感な人たちが群がる一方で「いつ行っても同じ」という要素も大きい気がします。いつもと同じ接客対応、いつもと同じ商品、いつもと同じ人。時代が変わっても同じであり続けることは難しいのかもしれませんが、そのようなお店に価値を感じる人も多いのも事実です。
#老舗

それでは、老舗とは一体何でしょうか?老舗は、長い歴史と伝統を持つ商店や企業を指します。ただし、老舗の定義はさまざまで、帝国データバンクでは創業100年以上を「長寿企業」と呼び、東京商工リサーチでは創業30年以上を「老舗」と定義しています。
#日本は長寿企業が多い

それでは、老舗の魅力は何でしょうか?それは、耐久性のある店であることです。老舗は安心感と信頼性に足る存在であり、長い間支持されています。これは投資対象にもなりやすい要因です。また、老舗は昔から変わらないことを、ずっとやり続ける普遍性を持っています。しかし、その時代の時代背景により変化を重ねていくことも忘れてはいけません。
#普遍性

僕はかつてバーテンダーをしていましたが、バーの業界にも老舗というものが存在します。その老舗バーは、数十年以上にわたり、多くの人々に愛されてきました。何が彼らを特別な存在にしているのでしょうか?それは、彼らが時代の変化に適応し、新しいトレンドを取り入れつつも、自身のアイデンティティと伝統を守り続けたからだと思います。
#老舗のバー

老舗を作り上げるためには、いくつかのポイントがあります。まず、長期的なビジョンを持つことが大切です。急激な変化に左右されず、長期的な成功を見据える姿勢が必要です。また、顧客との信頼関係を築くことも欠かせません。顧客が安心して店を訪れ、商品やサービスに信頼を寄せることが、老舗の基盤を築くのに不可欠です。そして付け加えるなら、安定した財源を残しておくことも大事だと思います。コロナ禍のような危機がまた訪れないとも限らないので売上ゼロでも店舗が生き残れる、無収入寿命を伸ばす事も考えていかなければならないと思います。実際、銀行からの融資によって延命したところも多いと思います。
しかしながら長く店舗を継続させるには安定した財源の確保が重要であり、そのためにも必要ない投資はやめて先ずは自店の財源を安定させる努力をはじめるのが重要だと思います。
#信用

さらに、老舗は常に変化に対応し、進化し続ける必要があります。時代背景や顧客のニーズに合わせて、新しいアイデアや技術を取り入れることが大切です。しかし、それと同時に、自身のアイデンティティと伝統を守り続けることも忘れてはいけません。老舗の魅力は、新しいものと古いものが共存することにあります。時代とともにスタッフも老いていきます、新たなスタッフに引継ぎをしていかなくてはならない場面も出てきます。その時にきちんと引継ぎができるかどうかが今後の行く末を左右しています、そういった教育を日々行っていけるかというのも今後考えていかなくてはならないと感じています。
#スタッフの育成

まとめると、老舗を作っていくことは、長期的なビジョン、信頼関係の築き方、変化と伝統のバランスが不可欠です。そして、その道のりは決して簡単ではありませんが、最終的には時代を超えて愛される存在となっていくことが目標です。皆さんも、老舗を作り上げるために、自身のビジョンを追求し、取り組んでみてはいかがでしょうか?100年続く店とは言わずに、まず10年を目指して確実に営業していくことが大切です。
#新年一発目

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