「ストリートアート」が産んだまちの声
＊2020年7月WALLSHAREのサービスはWALLSHARE株式会社に移行いたしました。
まちづくり
唐突ですが、皆さんにとって『まちづくり』って何でしょうか？
・政府や行政が主体となりまちを整備して住みやすくすること
・地域住民の方たち主導によるコミュニティ活性化活動
・タワーマンション建設、商業施設の建設
etc…
立場が変われば当然様々なご意見、考えがあることかと思います。ここでは１つ、誰でも小さなことから実践できる「まちづくり」に関して、海外での事例を交えてご紹介したいと思います。
アメリカ・ニューヨークに住む地域住民のリアルを知る「Humans of New York」といったメディアです。
Humans of New York
アメリカ人ストリートカメラマン「Brandon Stanton（ブランドン・スタントン）」が始めた、当初はニューヨーク市で生活している地域住民たちの写真を撮り、彼らのストーリーをインタビューしFacebookで発信するプロジェクトでした。
今ではSNSで反響を呼び、ニューヨークだけに留まらず世界各国で同じプロジェクトを進行しています。
ユニークな楽器を持つおじさん
起業を決意した子持ちの母親
テキサスからニューヨークに越してきた女性
個々それぞれの人生ストーリーをカメラとインタビューを通じて世界に発信しています。多民族国家アメリカ、特に文化が入り混じるニューヨークとだけあり、個々のストーリーも生々とした人間らしいものが多いのが特徴で、読んでいてとても感情移入してしまいます。
取材した人々を集約した書籍も販売されています。
地域住民のリアルな声を聞くこと。
それは根本的な「まちづくり」を進める第一歩だと考えています。今回のブログではローカルに焦点を当てた観点から「まちづくり＝地域づくり」をご紹介します。
日テレNEWS２４ ”意外なモノで”SNS映え”の観光スポット
2019年７月からスタートしたウォールシェア第一弾「道頓堀アートストリート」。関西を中心に世界でも活躍しているアーティストたちが、茶色い目隠しパネルで殺風景だった壁を、鮮やかなアートで埋め尽くし新たな“にぎわい”を創出する取り組みです。
SNS、ブログ、新聞等のメディアで反響を呼んだことから、地上波ニュースサイト「日テレNEWS24」で取材いただきました。
日テレNEWS24
大阪、道頓堀エリアのまちづくりを担当する南海電気鉄道株式会社担当者さま、TV取材に応じてくれた地域住民の方は以下のように話します。
南海電鉄
「大阪は近年、観光客が年々増加していて、世界中の方が訪れることを背景に、ノンバーバル（非言語）なアートで、世界中の方々が楽しんでいただければと」
地域住民・観光客
「個性が出てて良いと思います」「（道頓堀の）活気になると思いますね」
朝日放送テレビ「CAST」【ウエダのギモン】“壁の落書き”が観光スポットに！誰もが稼げるビジネスに！？ 関西発 最新広告事情
こちらもテレビの取材協力を得て、地域住民の方々のリアルなご意見を伺いました。今回はキャスト付きで、少し面白おかしく取材を行っていただきました。
朝日放送テレビ「CAST」
（スポーツ用品店の社員）
「殺風景ですしね、何もなければ。こうやってアートにしていただけると、それに対してまたいろんなお客さんが集まってきてくれるので、非常にいいかなと思います。あんな絵は書けません、僕には」
（川沿いの飲食店の店長）
「ココに座ったお客さんは喜んで見てくれているので、ココの席の価値も上がりますし（アートは）増やしたらいいと思います」
(地元商店街の理事)
「落書きをする方には“アートに対してはいたずら書きをしない”、というルールがあるみたいで、こういう風に川沿いをずっとアートで飾っていただければ、おそらく落書きをする方はその上からは書かないんでしょうね
ウォールシェアのサービスが開始してからわずか数ヶ月、反響を呼び多数のメディアに取り組みを紹介いただきました。新しいことを始める時には、率先して一歩を踏み出すことが大事だと思います。
そして地域住民の声、ここを大事に耳をしっかり傾けていけば、より良い「まちの活性化」に繋がると実感しました。
他メディアでの声
他ブログ、メディアでもリアルな声が届けられていますので是非チェックしてみてください☺︎
Atelier506 羽化登仙
大阪の名所、道頓堀で開催。
「とんぼりリバーウォーク：道頓堀ARTSUMMIT」
まいどなニュース
これは落書きではない。
大阪の新たな観光地になりそうな「道頓堀アートストリート」を直撃！
新名所!?新観光地!?
『道頓堀アートストリート』にインスタ映えアートがいっぱい！
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