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映画の名セリフ、、引いてみた。

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甘い言葉がある。辛い言葉がある。英語だとわかるニュアンス、日本語の方が腑に落ちやすいフレーズもある。 そんな映画の英語の名セリフを、拙訳と共に引いてみる。 目標は和田誠の「お楽し…
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#サイレント映画

"笑うということ、それは最も惨く最も絶妙な、望んでの死"_"He Who Gets Slapped"(1925)

ロン・チェイニー(Lon Chaney Sr.、本名: Leonidas Frank "Lon" Chaney、1883年4月1日 - 1930年8月26日)。アメリカのサイレント映画時代に活躍した俳優。「怪奇王」とも称され、多くのホラー映画や異形のキャラクターや悲劇的な役柄を演じ、大衆に愛された男優。あるいは、秀逸なメーキャップと卓越した演技で観客を魅了する「千の顔を持つ男」と絶賛されていた男優。 代表作は1923年の映画「ノートルダムのせむし男」("The Hunchba

いつも無表情のスゴいヤツ。”Seven Chances”(1925)

アメリカ・サイレント映画を代表するコメディアン バスター・キートンの「セブン・チャンス」。今回の彼に待ち受けるのは、諸星あたるばりの災難。 破産寸前の青年実業家ジミー(バスター・キートン)。彼の前に一人の弁護士が現れるが、裁判所からの呼び出し命令かと勘繰り、ずっと避けていた。そして、遂に弁護士から話を聞かされることになったのが、「27歳の誕生日の午後7時までに結婚すれば700万ドルの遺産相続ができる」という話。ちょうどその日が、ジミーの27歳の誕生日だった。 慌てて結婚相手