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偏差値の弊害?

偏差値って高校、大学受験等でかなりお世話になった数字ではありますが、この偏差値のおかげで良くも悪くも思考ベースに「ランク付け志向」が培われてしまった感があります。

偏差値が高いほど優秀、偏差値が低いほど無能・・・みたいな。

小さい頃から塾通いしていると特にその刷り込み効果は凄まじく、何を隠そう私もそこから抜け出すのにかなり苦労しました。


まあ、でもピラミッド型社会から抜けた、あるいは抜けると決意した人であればそれはどうでも良い話。

今日話すのは、偏差値に慣れ親しんだ世代が持っている、前述のランク付け志向とはまた別の価値観の弊害です。

数値の高低よりも重要な指標


「偏差値は高いほど優秀」
「大は小を兼ねる」
この2つが合わさった時、ある誤解が生まれやすいです。

それは…数値が高いほど優秀で好ましい、という解釈。

例えば偏差値の部分を「波動」で置き換えてみましょう。

(スピ系で言うところの波動については、3つ前の記事↓を御覧ください。)

・波動が高いほど優れている。
・波動を上げることさえ考えていればいい。
・波動が高いものほど格上。
・波動が高いものほど進化しているetc

こういう発想に至るのって、偏差値の数字の考え方をそのまま持ってきたからのような気がするのです。

実際は全くそんなことないんですけどね。

そして似たようなケースが人間関係にもあります。

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結婚相談所とかって、目に見える相手のスペックを強調してきます。
(学歴、年収、イケメン度etc)

偏差値ベースの価値観だと、年収が高いほど良くて、学歴は医学部卒とかだと良くて、顔がかっこよければ無双状態…って思いますよね?

でもそれは直感力が麻痺している、気などのエネルギーを感知できない等の人の話。
またはピラミッド型社会で普通に生活できる人の話。


スピ系でいうところの波動が理解できる人は、「同じ波動領域の人が引き合う」ということを既にご存知かと思います。

例えばわかりやすく数値化するとして、自分の波動を500とすると、実際に出会えてかつ気が合うのって300~800くらいのような気がします。

というか、それ以下orそれ以上だと居心地の悪さを感じるはずです。
シーンって沈黙した時に気まずくなる、あの感じ。

なにか共通の趣味の話題でもなければ、さっさとその場を離れたくなると思います。


ヒーリングスキルが問われる?

ただ波動って一定のものではないので、ある程度相手に合わせて変化させられます。

どうしても関わり合いたい相手と自分の波動が違う場合、なるべく相手に合わせた波動に自分を調整するスキルが要求されます。


実はこの場合は、数字は高いほうが有利?です。
高い方は低い方に合わせて降りていくことが出来ますが、逆は非常に難しいのです。

そしてこれは双方ともに言えることですが、相手と自分の差が大きいほど調整した時に激しくエネルギーを消耗するので非常に疲れます。

なので先生と生徒、コンサルとクライアントみたいな関係ならまだしも、恋人や夫婦になるのはかなりしんどいでしょうね。

そこまでして付き合いたい相手なのか?
再度自分に問う必要もあるかもしれません。

もし自分が得たい知識やモノ目当てで付き合うなら、それが得られた時点でフェードアウトしていく方が、エネルギー的には健全です。

フラレた=人格否定、じゃないよ


この波動で測る人間関係は、前述の「数字で判断するタイプの人」でも無意識でやっていると思います。

ただ彼らが測っているのは波動ではない。
可視化できるジャンルでの格付けです。

彼らは顕在意識では(極端に言うと)【自分のほうがスペックが高ければ相手を好き勝手にして良い】と考える傾向があるので、逆に自分より数字が低い相手にフラれるとものすごく傷つく(怒る)事があります。

自分はこんなに頑張っているのに、傍から見ても高スペックなのになぜこの程度の相手とも付き合えないのか…と。
バカにされたかのように受け取ってしまうんですね。

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この思考にはいくつか問題がありまして、

・波動を偏差値のようなものと誤認している
(格下の相手なら自分の意のままにできる)

・波動が低いほど劣っていると思ってしまう

・自己肯定感が低いので、自分より格下と思っている相手を求める
→フラレることで「やはり自分はだめなやつだ」と認識する。

等のめんどくさい意図が入っているのですが、大事なのはそこじゃないわけで。

運命の相手は、自分より高すぎても低すぎてもだめです。
違う波動領域のことって認知しづらいから、話も価値観も基本的に合わないんですよ。

「否定された」のではなく「住む次元が違うから良さも認識できない」のです。


それに波動は可視化できる指標じゃないので、実際に会って話をしてみないとわからないというのが正直なところ。

自分の目で本人と対峙するまでは、決めつけない方がよいです。


というか、忙しい中時間とお金と労力を割いて会ってくれた事に対して敬意を表するくらいはしてもいいんじゃないかな。

両者合意のうえで出会うなら、何かしらの学びがあるのでしょうから。

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今日も長文駄文にお付き合い戴きありがとう♪

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