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オーナーシップを持って生きる人生への恐れと孤独

今朝、このままオーナーシップを持って生きる人生への道を進んで行ったら、お金もなくなり、住まいもなくなり、誰とも会話が成立せず理解されなくなるのではないか。
このような不安が私を支配していた。そのことにも気づいていなかった。

昨日は8カ月間共にリーダーシップ研修を受け、その間サポートし合った仲間達との久しぶりの再会だった。
それぞれ研修後の変化はとても嬉しい近況報告がたくさんあった。

誰もが自分の人生を選択し、決断をしているリーダー達だった。

そんな中、私の近況は、自分の心の変化を話した。
つまり、オーナーシップを持った人生をただひたすらやるだけ。という話。
これが私の本業だと思っている。

その話に対して、仲間の一人が「すごいな、と思う一方で、体が硬くなって嫌だな、そっちに行きたくないなって思っている自分がいる」というようなニュアンスのことを話してくれた。
それはとてもありがたい正直なメッセージだった。

なぜなら、私が先日もこのオーナーシップの話をした際に、場が沈黙した。
空気が変わるというか。盛り下がってしまったと思っていた。
それまでは明るく楽しく話していたのに、場の雰囲気を壊してしまったと思っていたから。
他の時でもそう思うときがある。

あぁ、そういうことだったのか。

別の仲間がこう言ってくれた。
みんな自分に問われている気がして、オーナーシップを持てていない自分を見透かされているようで受け入れたくないし、避けたい話なのだと思う。
でもその人の心に揺らぎを起こしているのだから、それは良いことで、Amyはどんどん突き進めばいいと思う。と言ってくれた。

帰宅途中の電車で、仲間に今日のお礼メッセージを送った。
内容はみんなともっと集まりたいといった主旨のメッセージを送っていた。

Lineで彼に今日の気づきや、私はやっぱり自分の中心(軸)でいることがとても大事だと実感する感覚があり、それを理解して欲しいと伝えているうちに、雲行きが怪しくなってきた。

以前、彼から「Amyのことは心底愛せない。なぜならAmyは自分を愛しているから」というようなことを言われていたので、それが私だから仕方がないというメッセージを送った。

しかし、彼は「ワガママし放題を認めて欲しいということ?」
「心底愛していないが捻じ曲げられている気がする」
「なぜ心底にこだわるのか?」「心底にこだわり過ぎて現実の愛を小さく見てしまっているのではないか」「逆に同じ質問を俺がしたらAmyは何と答えるの?」
と矢継ぎ早に返信が返ってくる。

これがいつものパターン。
いつも逆質問攻めになって、最初の話題からずれてしまっている感覚がある。
キャッチボールをするつもりが、バットで打ち返してくるようなイメージ。

そうなると、一気に話す気がなくなる。

そして、お互いが「心底愛していない」ということを伝えるやりとりになってしまった。

いつもこうなってしまう。話し合いにならない。
責めていないからね、ということだけを伝え、今日も話し合うことを諦めてしまった。

ここでも、場の空気を悪くする私がいる。
きっと、相手の大切な何かを脅かしているのだろう。

そんなことを浅い眠りの中で、朝方ぼんやり思った。
やっぱり、オーナーシップを持って生きる、という話は、人の大切な部分を脅かすような本質的な話でもある。
昼間仲間が言っていた通り、直接言われるよりも、こうして文章で書かれているものを読むくらいが良いのかもしれないと。

つまり、私はやっぱり文章で自分の生きる未知な道を表現していくことが良いのだと腹落ちした。
だからこうして書く。

そして、私は、彼には一体何が伝えたかったのだろうか。

未知な道を進むということで、過去の体験からも怖れを引き寄せていた。
今思えば、昨日仲間が「年齢が上がるとマイホームのローンが組みづらくなる」と言っていた話は、自分が家賃を払えなくなって住むところが無くなったらどうしようという不安に触れていたらしい。
また、私が話すと場の空気が下がる体験も、

「どうせ誰にも分かってもらえない」

との孤独感を持っている自分にも気づいた。
仲間達に送ったもっと集まりたいというメッセージも、孤独に対する恐れがあったのかもしれない。

彼にも理解してもらいたいと思っていたけれど、結局、理解できないと何度も言わせることになってしまった。ここでも私の「どうせ分かってもらえない」が現れていた。

彼には「Amyの好きなようにすればいい」と返事がきた。その通りだと思う。

究極は誰に理解されなくても、本質的に必要だからと信じて

この人生を選択しますか?という話。

またもやオーナーシップが問われた。

そして私は、オーナーシップを持って生きた人生はどんな真の自由があるのか見てみたいのだと思った。そして、それは本当に素晴らしい安心安全で幸せな世界だよと多くの人に伝えたいのだと思った。

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