見出し画像

効かせる肩たたきの方法

スポーツでは外からみると同じことをおこなっているように見えても、動作の意識の仕方によって結果はまったく変わります。

陸上のスプリント練習でおこなわれる「もも上げ」もその一つです。
早いランナーは外からみるとももを高く引き上げているように見えます。しかし、ランナーの意識としてはまったく引き上げてなく、地面を蹴った反動で結果的に上がっているだけとのことです。

この選手が意識している感覚のことを内部感覚と言いますが、内部感覚の意識の仕方で効果であったり結果はまったく別のものになったりします。

効かせる肩たたき

肩たたきを効かせるにも、意識の仕方で効果がまったく変わります。

意識の仕方としては、立っている人の背中を押すときに、押される人の1m先に手を伸ばすようにすると、押された相手は倒れそうなほど衝撃を受けるのと同じように、肩の表面を叩くのではなく、その先にある骨盤を叩くように意識することです。

叩く側の意識としては、肩を通り越してその先にある骨盤を叩くようにします。拳が当たるのは肩であるのは同じですが、刺激が肩の表面ではなくより深いところに入るようになります。

叩くときは手についた水を払うような感じ、別の言い方であれば水銀の体温計を払う感じ、少なくなったケチャップの容器を振って口に集める感じです。

受ける側も、骨盤に向かって刺激を入れてもらうことを意識します。
耳と肩と骨盤が一直線になるように背中を伸ばします。
姿勢よく正座している感じです。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?