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目からウロコが落ちた「体を動かすときの基本的な考え方」

言われてみれば当たり前のことだけど、私にとっては衝撃的だった、体を動かすときの基本的な考え方を紹介します。

本当に単純な考え方なので、スポーツをやっている小学生にも知っておいてほしいです。

当たり前だけど、骨と筋肉で体は動くもの

筋肉は関節をまたいで、骨についていて、筋肉が縮んで骨を引っ張るから体が動きます。漠然と腕や脚に力を込めるから体が動くと考えるのではなく、筋肉で骨を引っ張っている。と意識すると体の使い方が格段に良くなります。それも具体的に、どの筋肉が縮んで、どの骨を引っ張っているのかを意識すると更に良いです。

例えば、肘を曲げるときに力こぶのできる筋肉があります。この筋肉は手首から肘までの骨と、肘から肩までの骨をつないでいます。筋肉が縮むことで手首から肘の骨を引っ張ってくるから肘が曲がります。縮むことで筋肉が太くなるから力こぶが出ます。

顔の表情を動かす筋肉以外は、全身がこのように筋肉が骨を引っ張ってくることで動いています。ドクターやトレーナー、整骨院など、体のプロは当たり前にこの考え方をしています。

選手もこの考え方でトレーニングをするようになると、ドクターやトレーナーと同じ目線で話ができるようになります。

ウエイトトレーニングでも、鍛えたい筋肉を意識して使えるようになります。ストレッチをするのでも効率よく伸ばすことができるようになります。

私がこの考え方を意識するようになったのは、整体の勉強をはじめてからです。現役のときもコーチをしているときも「スクワットをすれば、太ももの前が疲れるから太ももの前の筋肉が鍛えられている」くらいにしか考えていませんでした。言われてみれば当たり前の考え方ですが、私にとっては目からウロコが落ちました。

その頃にこの考え方を知っていれば、ワンランク上の選手になっていたかもしれませんし、腰痛に苦しむことも無かったかもしれません。

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