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スポーツの練習は良い癖をつける練習

一度、悪い癖がついてしまうと治すのが大変だといいます。

夜更かしをしていると、睡眠時間が短くなり朝寝坊になります。
夜更かしという一つの悪い癖が、新しい朝寝坊という悪い癖を作ります。
悪い癖の連鎖です。

スポーツなどでよくあるのは、まっさらなところからだとゼロから始められるのに、変な癖がついてると癖の修正からしなければならないため、スキルの習得が大変になることです。
悪い癖によってマイナスからのスタートとなります。

癖というのは、体に染み付いているものなので、意識しなくても無意識に行われます。動作が自動化されているのです。

スポーツの上手い人は、この動作の自動化が「スポーツに適した良い動き」になっています。逆に下手くそな人は動作の自動化が「スポーツに適さない悪い動き」になっています。

このように、スポーツの練習というのは実は、「良い動きを自動化させる」ことなのです。

体に動きを覚え込ませるように、素振りを何度もおこなうのも、何度も何度も良い動きを繰り返えすことが、脳に動きを定着させることに繋がるからです。ここで悪い動きを繰り返してしまうと悪い動きが定着してしまうのです。

最初は意識してもできないことが、次第に意識すればできるようになり、そのうちに意識しなくてもできているようになります。

意識してもできない⇒意識すればできる⇒意識しなくてもできている

悪い癖を抜くのは、意識しなくてもやってしまっていることを、意識してやらないようにするようにして、更に意識しなくてもやっていない状態で、良い動きを意識しなくてもやっているに変えていく作業です。

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