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薪を焚いていた頃から、木苺が膨らむまでの4ヶ月

私の住む地域は6月初旬くらいまで薪を焚きます。(もちろん灯油や電気ストーブの人もいます)全国的には梅雨や初夏の話題が流れる中、パチンパチンと薪の音がする生活は、全く別の国に住んでいるようです。私たちにとっては、こちらの方が当たり前なのですが。

寒い、というのは痛みのある体にとってはかなり厳しい状況です。痛みの緩和には血行促進がカギとわかってからは、体を暖かく保つことが非常に、これまた非常に大切となりました。

もし、慣れない神経痛に悩む方々に会ったら、お伝えしたいこと、それはやっぱり体を冷やさないことだなと思います。冷えているときの痛みは鋭く、刺すようです。これにはほんとに参りました。真夏はむしろ涼をとる方が心地よいのですが、それでも冷やしすぎには注意です。涼しい季節になったら、自分にとって気持ちが良いと思える方法で体を冷えから守るといいです。

救急車で運ばれた3月から6月初旬、夫は朝早くに起きて薪に火をつけてくれていました。夫が仕事に行ってからは、自分で薪をくべることになります。低いところにあるものを取ったり、薪ストーブの扉を開けるのは一苦労。それでも、マジックハンド(優れものです)や火ばさみを使って毎度なんとかしていました。ゆっくりゆっくり動き、時間さえかければ、いろんな任務を遂行できるのですね。

そして、実家から母も来てくれました。母の家は薪ストーブではないので、一生懸命使い方を練習して慣れてくれ、常に家が温まるように手伝ってくれました。夫の実家はとても遠方なのですが、よもぎ蒸しの道具とよもぎの線香をたくさんたくさん送ってくれ、毎日温灸療法の恩恵を受けることができました・・・こうして家族みんなのおかげで寒さから身を守ることができました。

ところで。寒さに加え、この時期もう一つ大きな課題だったのが、痛み止めの薬のこと。妊娠しているので、胎児のことを考えると5月末までしか使えないとのことでした。胎児の体の機能ができてくると、そこに影響を及ぼす可能性があるからです。5月末まで思いっきり痛み止めに頼ってなるべく普通の生活を送るか、それとも始めから薬の量は少なめにして痛みに慣れておき、6月以降に臨むか。自分の中で分かれ道の前に立ちました。

病院の先生も、私が運ばれてきたときの様子を見ているので、とても心配してくれていました。痛み止めを3種類も出してくれ、毎日全てを服用する計画を提示してくれたのですが、

いずれ胎児に影響を及ぼすかもしれないものをこんなに摂取していいのだろうか・・・と怖くなってしまい、3種類のうち1種類を、一日2回までのところをなるべく1回にしてやっていけないか、聞いてみました。「いいけど痛いよ?大丈夫かな?辛ければ無理せず薬を増やしてね。」ということで、痛み止め1種類だけで頑張ってみることにしました。

さて、こちらの道を選び、結局どうなったか。

また、続きを書いていきます。


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