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神谷町&麻布台周辺散歩その1:麻布台の再開発とA街区のビル

今回の街歩きの現場は「麻布台」の周辺。ちなみに麻布台ってどこら辺かわかります?西麻布とか麻布十番という地名なら聞いたことあるけど、麻布台は見当がつかない人のほうがたぶん多いと思います。

Googleマップで大体の場所を確認しましょう。
駅でいうと、日比谷線の神谷町、南北線の六本木一丁目、都営大江戸線の赤羽橋辺りからの徒歩圏内です。外苑東通り沿いにロシア大使館があるので、飯倉と飯倉片町の2か所の交差点は機動隊の人たちを多く見かけることでも特徴があります。東京タワーも近いですね。港区麻布台というと2丁目にあるラジオ日本を思い出す方もいるんじゃないでしょうか(ハガキの宛先としてよく住所が出てきたから)。

こんな場所がここ最近はよく話題になっています。何故なら「虎ノ門・麻布台地区第一種市街地再開発事業」という再開発が行われている地区で、現在日本一高い325.19mの「麻布台ヒルズ森JPタワー」があるからです。今年の6月30日に竣工、11月24日に開業を控えています。

今回この場所を採り上げる理由、それはこの再開発地域が元の職場の間近で、8年近く通勤していた慣れ親しんだ場所だからです。麻布台ヒルズと名のつく前からビルが高くなっていくのをずっと近くで見ていました。最初は散歩じゃなくて通勤でしたが(笑)会社が引っ越した後も気になって来ていたのでそれはれっきとした散歩です。

以前ここには日本郵政グループ飯倉ビルがありました。私は「麻布郵便局」として記憶していたのですが、再開発のため2018年に閉館、2019年に解体されました。
最寄りの郵便局として利用していた麻布郵便局がクローズされ別の場所に移ったのは自分の中では残念なことでした。何故なら麻布郵便局は本当に間近だったし、混雑することもめったにない、大きい郵便局でとても快適だったんです。ここは集配を行っていた頃から知っている郵便局で(前の記事で体を壊した時の勤務先も実はこの近くで)2002年頃は夜間もやってる郵便局として帰りがけによく利用させてもらっていました。(聞いた話によると、食堂があって一般人も利用できたんだそうです。)別の場所に移って小規模な街の郵便局に生まれ変わった時は寂しさすら感じました。その跡地に日本一の超高層ビルが建っています。

この再開発はかなり広範囲なので、この郵便局だけでなく、神谷町の駅から飯倉方向の道路沿いにあったお店や、途中の道路から入っていく住宅地の古い建物など、古くからある街並みが消えていくのが残念でした。(多分私は、都心には似合わない古臭さが漂う街のほうが好きなんだと思います。)麻布郵便局の解体はほぼ見に行くことはなかったのですが、通勤途中に通る道ですら壊されていく過程を記録に残すのを忘れ、気が付いた頃には麻布台ヒルズとなる建物の建築が進んでいました。

残っていた写真で一番古かったのが2021年9月13日の写真です。

2021年10月4日

2021年10月18日

2021年11月5日

変り映えのしないビルが並んでいるように見えますが、こうやって写真を並べるとどんどん高くなっていて、工事が急ピッチに進んでいることがわかります。何日くらいでてっぺんに到達するのか、ちょっとずつ高くなっていく過程を見守りながらちまちま写真を撮っていました。それを紹介していきたいと思います。
撮影場所はこの位置からだけでなく数か所あるので見比べにくいかもですがご容赦ください。

ちなみに、見出し画像は2016年頃撮影した飯倉交差点です。言わないとわからないですよね(笑)この道の先には東京タワーがあります。


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