埋め立てられた川と橋があった場所(楓川その1)
楓川(かえでがわ)はかつて中央区にあった河川です。史跡看板には「楓川(もみじがわ)」とわざわざふりがなが振られているものもあるのですが、そのいわれと思われる「紅葉川」(もみじがわ)は別に存在しますので、ここでは漢字の読み方通りに「かえで川」と言うことにします。
楓川がどの辺りだったかというと、現在の都心環状線の江戸橋JCT(兜町)から京橋JCTあたりまででした。このあたりはかつて江戸前島だった頃の東側の海岸線で、この東側を埋め立てる時に埋め残して作られたのが楓川だそうです。