Nikon 35Tiの至福 - 新宿 -
◇NIKON 35Ti について
NIKON 35Tiは、1990年代の高級コンパクト
カメラブーム時代に登場しました。チタン製の
高級感あふれるデザインとアナログパネルが
特徴で、今なお人気のカメラです。
コンパクトでありながら一眼レフ並みの描写力
を持つニッコールレンズを搭載しているので、
シャープで温かい雰囲気の写りになります。
・1993年1月1日発売
・ニッコールレンズ 35mm F2.8
カメラ好きですが、収集家ではありません。
そんな私が、発売後すぐに購入したのが、
Nikon 35Tiです。
当時はNikon F4を仕事で使っていたので、
35Tiは自分の写真を撮るために使うつもり
でした。
しかし、私の不注意で水難に会い、35Tiは
修理不能となり、充分に使うことなく、
私の手元から去り、いつしか存在さえ忘れて
しまいました。
ところが、昨2023年の夏、使わなくなった
カメラとレンズを句友のお父上から譲って
いただいた中に、なんと35Tiがあり、
思わね再会を果たしました。
とても嬉しかったのですが、正常に作動するか
どうかもわからなかったので使う気にならず、
35Tiは部屋の隅に置いたままの状態で電池を
入れたのが今夏、撮り始めは11月下旬でした。
とりあえずフィルム1本撮ってみないと思い
仕事等で訪れた場所や近所を適当にスナップ。
37枚撮り終えたのが、12月16日(月)でした。
今日は、その中から12月5日(木)に新宿の
ニコンサービスセンターに行った時の撮った
新宿西口から東口の様子をアップしてみました。
そして、ネガカラーフィルムで35TiとM6で
同時期に撮影したのが、
noteにもアップした旧朝倉家住宅の光景です。
この2台の写り具合を比較してみると、
古いレンズのせいもありますが、
M6はどこかノスタルジック。
それよりは新しい35Tiは、
抜けが良くシャープな感じを受けました。
考えてみたら、私が所持しているフィルムカメラ
4台全てが正常に作動することが、今年判明。
これから撮る楽しみがまた増えました。
で、先日、引き出しから期限切れのモノクロ
フィルムが1本出てきたので、35Tiに装填。
さて、どんな感じに写るのでしょう(笑)?
使用機材:Nikon 35Ti
フィルム:KODAK Color Plus
撮影日:2024年12月5日(木)