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歌の調子が悪すぎてボイトレに1年通った挙句、ボイスクリニックという医療機関に行った話

こんばんは
わきゅうです

ボイスクリニックって知ってますか?
名前の通り声の治療を行う場所なんですけど
ボイトレと違うのは、お医者さんが診てくれるとこですね

で、ちょうど1ヶ月前くらいにボイスクリニック行ってきたんです
裏声が全然出なくなってしまった、という症状で
元々出ていたものが出なくなったというのが、どうにも納得いかなくて、診療することに。ちなみに自覚症状はだいたい2年前からあったのだけど、これだけ診察を引き延ばしたのは、プロでもない一般人の、歌が下手になった程度の悩みで相談されてもお医者さん困るよな…みたいな、感情があったと思います。(これは、歌が下手になった実感による自己肯定感の欠落みたいのが大きく作用しているような)

実際どれくらいでなくなったのかというと…(比較動画を限定公開してます。前半と後半には4年くらいのタイムラグがあります)

これを公開するのは気が引けるんだけど、同じような症状で悩んでる人がいて、自身の声帯に疑心暗鬼になってるなら、クリニックいって専門家の話聞いた方がいいと思うよ、というのを伝えるために残してみる。これで私もこの問題とはおさらばしたい

本題ですねボイスクリニック予約していって、診察しました。まず結論、極小の結節はあるものの、歌唱に差し障るほどのものは無し、力みすぎ。ってことでした。

具体的な診察の手順は以下の通りでした
【機械に向かって】
・マイクに向かって話し声で発声する
・マイクに向かって歌う時の声で発声する
・マイクについた筒状のアタッチメントを咥えて発声する
【先生にカメラの管を鼻から入れられて、声帯を見ながら】
・普通に喋った時の声帯の動きをみる
・実際に歌った時の声帯の動きを見る

マイクに向かって発声した音声データは機械分析されて、六角形のグラフで表示されました。各パラメータの意味するところは分からなかった(緊張してて写真も取れなかったし、そんな記憶もない)けど、全部正常値を外れてしまっていて、とにかくどれもこれも力みすぎってことだった。(話し声も、歌声も)

個人的にはポリープとか、手術して物理的な障害を取り去りさえすれば、全部良くなって、当時のように歌えたらいいなって漠然と思っていた分、力みすぎなんて(自分で自分を制御出来てないみたいで)馬鹿馬鹿しい理由に何年も苦しんでいたなんてのは、辛かったです。受け入れるのにちょっと時間かかった。

ただし、医者の言葉って大きくて、今までしつこく付き纏っていた<声帯になにか物理的な問題が発生しているから、俺はうまく歌えないんだっていう>妄想からすっきり解放されてしまった、というのはある

それからボイストレーナーの先生に話して、「なら、ここからやっていきましょう」って言葉を貰って、もう何度目か分からない歌という身体表現と向き合う覚悟を決めて、ボイトレに励んでいます。(ちなみに、昔から先生は一貫して"何もしないこと"を勧めてくださっていました。)
↓が去年の5月に書いた記事、答えはいつも傍にあったりする。両手放しで信じることもまた、能力なのかもしれない。

で、ほんと最後雑で申し訳ないんだけど
いま、歌わりと良い感じです(笑)
相変わらず歌は気まぐれで、一進一退で、うまく歌えた次の日に、その感覚を喪失するようなことの繰り替えしで、改めて近道のない道を歩いているんだなあと、そう思って今日も歩いています

ボイストレーニングの先生は本当に私の声をよく聞いて、いろんな言葉を掛けて、いろんなアプローチで感覚を伝えてくれます。それをまっすぐな心で、余計なアレンジを加えないで素直に取り組むこと、はじめは意味がわからなくとも、続けていると少しずつ分かってくるものなんです、それまで耐え忍びながら続けるというのは、やっぱりお医者さんからもらった「力みすぎだよ」っていうそれ以上でもそれ以下でもない言葉が必要だったと思います

ほんと、俺は歌が好きみたいで(才能ないのに)、いつまでも辞められないでいます。本当に世の中には歌が上手い人で溢れていて、その中でひとり際立って光を放つことはほとんど不可能なことでもあるように、正直思うんです ただ、続けることしかできないんですよね、それがいつか、誰かの耳や心に届いたら良いなあと思います

最後に、歌の話が本当にすきなので、歌の話ある人は連絡ください
喜んで返事書きます📨

最後までありがとうございました!
また遊びにきてください🤝

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