「全国各地にインターナショナルスクールを作る!」って壮大すぎるんですが、妄想から全ては始まるのです。地球市民塾(第67回)でお話をさせていただきます。
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1/27(金)21時〜 第67回地球市民塾 全国各地にインターナショナルスクールを作る!
ジュネーブと東京で事務局をやっていらっしゃる地球市民塾。こちらのそもそものテーマは「世界と関わってきた人たちと話そう」「自分とは異なる視点を学ぶと、世界はこんなに面白くなる」と言うもの。私の世界との関わりなんて、とても小さなもので、世界で生活してきた方々の前でお話をするなんて、本当におこがましいと思ったのですが、「日本にしかいなかったからこそ私がわかったこと。それは日本の子どもたちがあまりにも世界を知らないから、そして若者が日本の外に出よう・外国を知ろうと思ったら、どんなにたくさんの大人がサポートしてくれるか」をたくさんの大人にも知ってほしいと思い、この機会をいただきました。実は、内心はハラハラしています。だって、海外生活なんて、最長で6ヶ月のデンマークのフォルケホイスコーレ留学だし。しかし、息子が高校を1年生で退学してからの英国・日本のインターナショナルスクールへの転校の経験や、彼から聞いた話など、私の思いのベースになることをお話ししようと思っています。
・キリロム工科大学(日本人起業家がカンボジアに作った英語でITを学ぶ大学)の東京事務所長をしていた際に、多くの高校生が海外の大学にいきたいと思う芽を持っていたのに、保護者や教員の「日本の大学に行けば十分だ」という言葉で海外進学を断念する光景をたくさん見て悔しい思いをした。
・一人息子が日本の高校を1年で中退し、イギリスのボーディングスクールに編入することが決まったとき、何人もの友人が「(純ジャパの)お前が海外の高校に行けるなら、僕も行けるとわかった」と同時期に退学して海外の高校に転校した。「海外の学校は自分には関係ない」と思っていた生徒・家族が信頼できる情報で簡単に動き出すことを知った。
・その息子がコロナで日本のインターナショナルスクール(UWC ISAK JAPAN)に転校する羽目に。3つ目の高校だ。しかしそこには素敵な大人(起業家・アーティスト他)と触れ合える環境があり、生徒たちがどんどん変態する姿を見て驚いた。周りの環境で子どもたちがこんなにも変化できると知った。
・変化を起こす、変化を受け入れる、変化を自分のものにすることができる若者は自分らしく生きていくことができる。これは彼らの持っていた能力ではなく、周りの大人や友人からの影響で本人が変わっていったと思う。教育の平等性を考える上で、そのような「インターナショナルスクールはもう特別な学校ではない」と気がつき、インターナショナルスクールのない31県にインターナショナルスクールを作りたいと思った。
教育の不平等という言葉がよく言われますが、実は本当のグローバルや、世界で頑張っている大人に触れられるかどうかで、子どもたちはもちろん、大人も変態するきっかけを掴むことができるとわかった私は幸運でした。そして、子どもたちに変化をもたらし、学校や地域を変える起爆剤となるものが「地域に開かれたインターナショナルスクール」だと確信したのです。
これからどんな学校を作るかを決めていく段階ですが、2023年のうちに最初の学校をどこに作るかを決めますね。
たくさんの方々に応援してもらっているからこそ、もっとたくさんの方々に知ってもらいたい。どうぞよろしくお願いいたします。
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