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「お寺で!なりきり」ワークショップ〜振り返りPart1

松本市波田にある盛泉寺(じょうせんじ)さんの本堂で、即興表現の親子ワークショップをさせていただきました。

お寺の御住職と奥様は、お寺に色々な方に集ってほしいということで、「お寺でヨガ」など地域に開かれたお寺の場を提供されています。(ゆめあかりのフェイスブックページ

実はこれは、いろんな偶然が重なってできた企画。即興表現ワークをしてみたいなと思っていたところに、知り合いだったお寺の奥様にお声がけいただき、色々話しているうちに、なんと奥様は演劇経験あり!ということがわかり、さらに、たまたま同席していた私の娘(小4)も一緒にワークを試しにやってみているうちに、「いっそ親子ワークショップにしてみようか!!」と。

とは言え、初の試みだったため、友人、知人に協力をお願いし、3組の親子に参加していただきました。(お母さん+年長女の子、お父さん+小4男の子+小2女の子、おばあちゃま+年中女の子)

お寺の本堂、とにかく広々として、畳が気持ち良い〜。8月の暑い盛りですが、本堂は心地よい空気感。仏様に「よろしくお願いします」のお参りをして、見守っていただきながらのワークショップ。初めての体験でしたが、お寺という場所、御住職と奥様、そして参加の皆さんのあたたかさに助けていただき、私自身も楽しく過ごさせていただきました。
(写真は奥様が奏でてくださるシンギングボウル ↓  ↓)

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ワークの振り返りをしながら、アイスブレイクとは?また、即興表現、自己表現ってどういうことなんだろう?と改めて考えてみたいと思います。

●まずは自己紹介(輪になってボールを転がしながら)
名前を言って、他の誰かにボールを転がします。ボールを受け取った人が次に自己紹介。このやり方だと、どの順番で自己紹介になるかは、参加者に委ねられています。なおかつ、普通の自己紹介と違って、ボールを転がす・受け取るという相互のやりとり、アイコンタクトが入ってきます。この時点で、大人は、お住まい、参加の経緯などをお話しくださる方も。小学生は恥ずかしそうだけど、名前はしっかりOK。年長、年中さんのお2人は、ここではお母さんやおばあちゃんの背中に隠れてもじもじ・・・さてこの後どうなるでしょう?

●音楽に合わせて動くウォーミングアップ

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音楽をかけて歩きまわってもらいます。音楽が止まったら、動きを止め、ファシリテーターが行った数のグループを作って座ってもらいます。2と言ったら2人組、3と言ったら3人組を作るという具合です。
(4人組を作っているところ ↓ ↓ )

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その場を動き回るのでどんな空間なのかという確認ができて、初めての場所への安心感につながりやすいです。また、他の参加者と一緒にグループを作るためには、瞬時にアイコンタクトと動作(手招きなど)で「グループになろう」という意図をお互いに確認し合う作業が入ります。数によってはグループに入れないこともあるので、「はやくグループを作ろう!」とゲーム感覚で楽しみながら、アイスブレイクできたのではないでしょうか。

●鏡になるワーク
ペアになり、どちらかが人間役、もう一方が鏡の役をします。人間役には、まず鏡をよく拭いてもらいます。鏡さんは、鏡に写っているかのように動くわけですね。拭き終わったら、人間さんに自由に動いてもらい、鏡さんは頑張ってうつします。後で、人間役と鏡役を交代します。
(娘と私で鏡を拭くところをデモしました ↓ ↓ )

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これは相手の身体の動き、そして心の動きについてくレッスンでもあります。自由に動いた後に、「どちらが鏡ということがなくなります」と言って動いてもらうのですが、この時おもしろいことが起きています。どちらかがリードするのです。すると、ある時交代してもう一方がリード。普段の会話でも、こういったことは自然と起きているのではないでしょうか。さらに、息が合ってくると「どちらがリードするのでもなく同時に動いている」ような感覚になる場合もあります。

「ペアを変えて鏡のワークをしたら、違ったことが起きておもしろそう!」と感想をいただきました。なるほどですね。

この後、いよいよ表現のワークです!(part2に続きます)


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