マルチタスクへのあこがれ
数日前、本田健さんにクラハでお話しする機会があった。
その時、私が長年健さんに聞きたかったことを教えてもらったので、忘れないうちにメモしておこうと思う。
それは「マルチタスク」
その前日のclubhouseとLineの同時配信で、健さんは質問者からの質問に真面目に答えながら、Lineの中で、天使になったり、パンダになったり(Lineの機能)忙しく楽しみながら変身していた。
私の感覚だと、そんな風に遊びながら、真剣な質問にきちんと答えることは不可能そうなのだが、健さんはそれをいとも簡単にやられていた。
以前(リアルセミナーをやられていたとき)から、それを感じていて、健さんには目がいくつもあるのではないかとか、影武者がいるのではないかとか思っていたが、なかなかそれを聴く機会もなかったので良いチャンスだった。
健さんは「二つ(以上)のことを同時に考えている」のだそうだ。
健さんは以前同時通訳をやられていたけれど、その感覚で、自分の話していることを頭の中で英語に翻訳したりもしてみたりするという。
これをすると、時間が有効に使えて良いそうだ。
これを聞いて、ちょっとびっくりしてしまった。
学校では、一つのことに集中しなさいと言われてきたからだ。
だから同時並行で何かやるのはいけないと思っていた。
実は、ADHDの気質なのか、一つのことに集中することがあまり得意ではない。
常にいくつか同時に考えてしまう傾向を、一生懸命抑えようとしていた。
もしかしたら、そうしなくてもよいのかもしれない。
これは訓練でできるのか?と聞いたら、訓練でできるのだそうだ。
そういえば、子どもにも「ながら勉強はやめなさい」と言っているけれど、もしかしたらやめさせなくてよいのかもしれない。
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