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「自分らしく生きる」って?

「自分らしく生きる」という言葉に憧れて、自分らしく生きよう!と思って、いろいろ模索してきた。
で、最近感じてきたのは、「自分らしくって何?」てこと。

自分らしく生きるためには、本当の自分を知らないといけない、その本当の自分は、今の自分の殻の中に閉じこもっているに違いない、だから、まず自分探しをするのが大事。
そう思っていたのだけど、そもそもそれこそが幻想なのかもしれない。

「本当の自分なんていない、いるのは今の自分だけ。」
もし、今の自分に不満があったり、何か違うと感じているなら、本当の自分を探しに行くのではなく、今の自分に上乗せしていけばいい。

新しい価値観に順応したいなら、今の価値観に上書きをしていく。

自分が好きなことをしていないと感じるなら、好きなことをしてみる。

好きなことをしたいけれど、それが分からないなら、とにかく気になったことを試してみる。

自分らしくあるために、自分探しをして時間をつぶしてしまっていることって、とても勿体ないことをしているのではないだろうか?

「自分探しの途中だから、動けない」というのは、いい言いわけだと思う。
「自分探しをしている」それは、思慮深いというか、かっこいい感じがする。
でも、自分探しをしていようが、さぼっていようが、事実は、ただ「動いていない」ということ。
実は、これは、少し前の自分なんですけどね。

「自分らしく」とか悩む前に、自分がやりたいこと、興味あることなら、とにかくやってみる。たとえそれが違っていたとしても、違っていたということが分かるから。
そうしているうちに、それが自分らしさに繋がっていく気がする。

そう、あまり悩まずに行こう。

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