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メディアに囲まれる

メディアに囲まれる、という体験をした。
囲まれたのは、私ではなく、私のパソコンだったが(笑)

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「藤岡リジャイナかけ橋プロジェクト」の3度目のオンラインイベントサポートをしてきた。
「藤岡リジャイナかけ橋プロジェクト」というのは、友人の山口あきらさんが代表を務める、群馬県藤岡市と姉妹都市であるカナダのリジャイナ市を絵本で繋ごうというプロジェクトであり、オンラインイベントを今まで2回開催してきた。
1回目は藤岡の会場とカナダの各家庭を繋いだ絵本の読み聞かせ。
2回目はなんと味噌づくり。
そして3回目の今回は大阪で英語の読み聞かせをし、それを藤岡とカナダにつなぐというものだった。

ご存じだろうか?
群馬県藤岡市は1985年8月12日に日航機が墜落した御巣鷹山のある地である。

現在大阪に住む谷口真知子さんは、この事故で夫を亡くされ、女手ひとつで二人のお子さんを育ててきた。そして、父を失った息子さん達が頑張って生きてきたことを伝えたいと「パパの柿の木」という絵本を作り、「当たり前の日常が大切さを伝えたい」と今まで20校以上の学校で読み聞かせをしてきた。
2020年に英語版の本を出版したということで、今回、リジャイナの子ども達にも読み聞かせをしていただいたのだ。
そして、谷口さんの想いに共鳴し、この本に込められた思いを歌にした、シンガーソングライター北川たつやさんにも歌でご参加していただいた。

当初この会は、谷口さんと北川さんに藤岡に来ていただき、藤岡の現場とカナダを繋ぐ予定だった。
ところが、8月3日に群馬県に発令された「まん延防止等重点措置」により、大阪から来ていただくのが難しくなったため、直前に予定が大幅に変更になり、リアルとリモートが複雑に絡むイベントサポートとしてはハードなワークになってしまった。

これだけでも大慌てだったのだが、時期のためだろうか。
メディアの取材がたくさん入り、あり得ないほどバタバタ。

ホストの画面を映したいというメディアの要望に応えたところ、パソコンがメディアに囲まれるという不思議な状況になってしまった。
はじめバタバタしてしまったことから内心冷や冷やしていたけれど、実際に現場で動いてみると、メディアが現場でどう動いているのかなど知れて、なかなか面白い体験だった。
こんな経験をさせてもらえたことに感謝。

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