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自分を非難しているのは自分自身

「自分を傷つける相手は実は自分の頭の中にいます。本当に自分を非難しているのは実は自分自身なのです。」

本田健さんの著書「happy money」の直感読書会に参加した。

その時開いたページを読んで、感想などをシェアしあうというもの。

そして、開いたページにあった言葉が、文頭に書いた文章だった。

「人々がお金を欲しがる6つの理由」の見出しの中の3つ目の理由「他の人たちを見返すため」の中の一文だ。
簡単にまとめると、誰かを見返してやりたい、誰かと張り合って優位な立場に立ちたい、そのためにお金を使う。だけど、その「誰か」に勝てることはない。なぜなら、張り合っている相手は自分自身だから。という内容。

私は文頭に表記した、この文章にドキッとした。
私は、見栄のためや、誰かと張り合うためにお金を使うのはダメだと思っている。そんなことは、意味がないと思っている。それは確か。

けれど、いつも自分には何か足りないという感覚がある。「もっと成長しないといけない」「誰かの役に立つことをしないといけない」そう思っている自分が確かにいる。
誰に求められたわけでも、誰かに指示されたわけでもないのに、誰かに非難されるのを恐れている。その誰かは自分自身だと気づいた。

ここのところ、お金を使っているのは、洋服でも、宝石でもなく、自己啓発系の本やセミナー。
これは、今の自分に対して「もっと成長しろ」「変わらなければいけない」という、自分自身からの非難の声に従っているのかもしれない。

もちろん、このエネルギーが成長へのエネルギーにもなっているだろうから、100%否定はしないけれど「自分が自分を傷つけようとしていないだろうか?」ということを意識してもいいのかもしれない。

もっと自分を認めて自分に優しくしてみよう。
そんな気付きを得られた、素敵な読書会だった

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