【SOSを見逃さないで】INFJ / HSP25歳女、心の暗黒時代を振り返る
みなさま、こんにちは。
わくわこ です。
生活スタイルをガラリと変えて数か月が経過しました。
自分の心に沿った生き方を始めてから、精神的にだいぶ落ち着いてきたように思います。
と同時に、「あのときの私ってけっこう異常だったんだなぁ」と不意に思い出すこともしばしば。
本当に参っているときって、自分じゃ気づけないんですよね。
ということで、今回のテーマは「心が発するSOS」について。
人生、何よりもまず自分を大切にしないことには始まりません。
それは本当に「甘え」なのか
真面目な人は皆、「自分を甘やかしてはいけない」と考えるでしょう。
ですが「自分を甘やかすこと」と「自分を大事にすること」は全くの別物です。
困難に真正面から立ち向かうことも時には必要ですが、限界を訴えている自分の心身に鞭打ってまで頑張る必要はありません。
とはいえ、自分の限界がいったいどこにあるのか、わからないことも多いと思います。
私自身、社会人になってからの自分の変化に違和感を抱きつつ「大人は皆こういうものだ」と思って踏ん張り続けていました。
私の場合はいわゆる「典型的なうつ症状」が出たわけではなかったので、これは単なる甘えだと言い聞かせていたのです。
けれど今思えばけっこうなところまで行ってたな、と。
参考までに、私的「心のSOS」をご紹介します。
1.習慣化してしまった暴飲暴食
過去にも記事にしたのですが、私は社会人になってから体重が激増しました。
理由はいたってシンプル。かなり頻繁に暴飲暴食を繰り返していたからです。
通常の食事に加えてスナック菓子を何袋も食べ、お菓子に飽きたらまた軽食のようなものを食べ……
満腹で苦しくなっても食べ物を口に入れ続けました。
明らかに食べ過ぎている自覚はあったのに、どうしてもやめられなかったのです。
私はもともと食べることが好きだったので、これは完全なる「甘え」だと思っていました。
人間、本当に限界がきたら食欲は減退していくはずだと信じていたからです。
食べられるうちはまだまだ頑張らなきゃいけないんだ、と自分を追い込み、その反動でまた食べました。
食べることでストレス発散しているという感覚もありましたが、それが異常なレベルに達していることには気づけませんでした。
2.睡眠過多
「寝ても寝ても眠い」という状態が常に続いていました。
もともと睡眠はしっかりとりたいタイプで、理想は8時間、少なくとも6時間は毎日眠りたいと思っています。
このときは基本5時起床、22時就寝。とにかく朝が早いので8時間睡眠はどうしても難しかったのですが、それでも十分理想的なスケジュールです。
にもかかわらず、私の身体は慢性的に寝不足を感じていました。
睡眠の質が悪いのだと思い、枕を変えてみたり、寝る前のスマホを控えてみたり、部屋でアロマを焚いてみたりといろいろ試したのですが、どれもあまり効果がありませんでした。
最後の方は、明日が来るのが嫌すぎてわざと夜更かししたりもしていましたが(それもそれでヤバイ)、不眠に悩むことはなかったです。
これも「典型的なうつ症状」とはかけ離れていたので、当時はおかしいと気づくことができませんでした。
3.「死」について漠然と考える
このときの私はしょっちゅう「死ぬってどんな感じなんだろう」「私が死んだらどうなるんだろう」と考えていました。
道を歩いていて「あのトラックに轢かれたら死ぬんだろうか」とか、高いビルに上がって「この高さから落ちたら即死かな」とか、漠然とそんなことばかり想像しrていたんですよ。
「積極的に死のうとしているわけじゃないし、このくらいは普通かな」と当時は思っていましたが……
今思えば、こんなことが普通でたまるか!という感じですね。
「おかしい」と認めたら楽になることもある
上記の症状について「典型的なうつ状態とは異なる」と表記してきましたが、実はこういうタイプのうつ病もあるらしいです。
「非定型うつ病」というみたいですね。
主な症状は、過眠、過食、憂鬱……当時の私にまさに当てはまっています。
実は私自身、「これは非定型うつじゃないか?」と思うこともしばしばありました。
ただそれ自体が「甘え」だと周りに思われるような気がして、怖くて相談できなかったのです。
非定型うつ病の特徴のひとつに「好きなことや楽しいことをすると一時的に元気になる」というものがあります。
つまりざっくばらんに言うと「好きなことはできるけど嫌いなことはできない」。
それって、みんなそうじゃん。と、思われがちなんですよ。
たしかにそう。人間なんてみんな、そんなもんです。
だから私は、「自分が甘えているだけなのに敢えて病名をつけて、言い訳にしようとしている」と思われるのが嫌だったんです。
でも本当はずっと、誰かに「おかしい」と言ってもらえるのを待っていました。
こんなのが当たり前なんて、そんな残酷な現実は耐えられない!誰か私を異常だと言ってくれ!!
そんな気持ちでいっぱいでした。
で、最終的には自分でこの苦しみにピリオドを打つことにしたわけです。
だって、ねぇ。今思えばあきらかに異常ですよ。
いくら「誰でもそうだ」と言っても、程度ってものがありますから。
この世の中、「みんな同じなんだ」と思うことで救われることも当然ありますが、「私はみんなと違うらしい」と認めてあげることで心が楽になることも、やっぱりあるんですよね。
自分を救えるのは自分だけ
結局、これがすべてです。
もちろん、きっかけをくれる人や手助けしてくれる人はたくさんいますし、そういう人への感謝を忘れたらいけないけれど、最終的に自分を変えられるのは自分だけなのだと思います。
普段周りにたくさんアンテナを張っていると、自分のことには案外鈍感になってしまったりするものです。
「あ、自分無理してるかも」と少しでも感じたら、いったん立ち止まってみましょう。
自分の生きやすい道を選ぶことは、決して「甘え」なんかではないのです。
というわけで、今回はここまで。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
自分を大事に生きていたいみなさまへ、愛をこめて。
わくわこ
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