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起業ロード⑧失敗例に学ぶ

こんにちは。44歳サラリーマンが、45歳までに起業を目指す道のりを綴っているブログです。

今回は、余談ですが、独立中小企業診断士の失敗例を知ることができた以下書籍を読んでみましたので、所感を綴ってみたいと思います。

思えば、独立中小企業診断士として失敗した話は、これまであまり聞いたことがありませんでした。

以前に中小企業診断士登録養成機関に通っていた時に、ある同期生が先生に起業を失敗した例を教えてほしいという質問をしていましたが、それについて触れられることがなく、あまり実態を知らないままでした。

上記の書籍には、8人のリアルな体験談が描かれていましたが、共通点は
①独立後の年収が大きく下がる 
②自分の「強み」だと思っていた領域が強みでなかった
という点です。

大企業で勤務していた人などであれば、結構なキャリアを積んだ人であれば年収1,000万円前後ということも珍しくないですが、独立診断士として、それと同等かそれ以上の年収を実現している人は例外に当たるようです。

また、勤務先でキャリアを積んだ知見やスキルも、独立診断士として起業すると、その領域において、市場にニーズがなかったため仕事が入ってこないということも結構あるようです。
これは、will can must でいうと、自分の「will」のみで起業するパターンが非常に多いからといえます。

しかしながら、年収が大きく下がりながらも独立診断士を続ける人も多いようです。理由は、独立が年収が全くない状態を経験するために、そこをボトムとして考えるために、前職より年収が下がったとしても、「年収が0円よりも改善した」という思考になるからという点があるようです。

また、それ以上の理由として、「自分がやりたい事の領域で仕事ができている」という満足感や充実感が得られているということが大きいようです。

結論として、独立開業という意思決定は合理的とはいえないようですが、子業診断士として開業することで、自分が持つスキルやを幅広く活かすことができるとともに、企業や社会の成長・発展に貢献することができるという、会社ではなかなか味わえない喜びを得ることができる生き方ともいえます。

経済的に、家庭を路頭に迷わすことはしたくないので、その点をある程度担保をとった上で、勇気を持ってチャレンジしたい!と改めて思った次第です。


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