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私のあら汁レシピ

なんか、
なんだか、
なんとなーく、
胸がザワザワしたり、もやもやする時ってありませんか?

私の場合は、その原因が自分にあることが多い気がします。
誰かを嫌な気持ちにさせてしまった、頑張らなきゃいけないけど頑張れなかった、うまくいかなくて悔しかった出来事。
誰かや何かを言い訳にして目を瞑り、都合よく忘れてきたこともたくさん。
でも、そうしてココロの中に溜めてきた処理し切れていない「あら」が、そろそろ溢れてツンとした匂いを漂わせてきそうなのです。

このまま放っておくべき?
過去のものとして捨ててしまうべき??
それとも???

「あら」が魚のそれだったら、鍋にかけるとおいしい出汁がでて、ちょっとの調味料で旨味たっぷりの「あら汁」になる。
じゃあ、私のまだまだ粗くてスキだらけの「あら」は、どうやったらおいしいあら汁になるんだろう。。。🐟


その一、いったんサッパリさせよう。
私にとって「あら」は自分にとって見苦しい一面であり、いろんな経験が重なっていくにつれてどんどん醜いように思えてくるもの。外側にこびりついたものは一旦水で流して、初めの姿に戻そう。

その二、何の「あら」なのかを調べてみよう。
いつどこで手に入れてきたの?なんで放置されてきたの?
調べてみたら一番ベストな調理法が思いつくかも。そして、どんな具材や調味料と組み合わせたらおいしい化学反応が起きそうかを考えられるかも。

その三、とりあえず鍋に入れて火にかけてみよう。
じっくりコトコトと、でも具材は乱切り・調味料は目分量でOK。
たまに味見をして、しっくり来ないな〜と思ったら身の回りにあるものを足してみて。

その四、いざ食べてみよう。
お腹も減った頃だし、温かいうちにいただいてください。
おいしくできてたら褒めちゃおう。改善の余地アリだったら次に活かそう。


こんな感じかしら。

おいしい「あら汁」を作れたとしても、そもそもの「あら」が出てこなくなるとは限りません。
今もこれからも苦手なことに変わりはないだろうし、新しい環境に行けば、それまで気づかなかった嫌な一面が顔を覗かせるんだろうな。
だからこそ、その「あら」をずーっと放置して腐らせてしまう前にいろんなレシピを試して、自分のココロをパワーアップさせる「おいしい」に変えていきたいのです。


あ、キッチンからいい匂いがしてきたぞ…!
またどこかで皆さんのレシピも教えてください🧑‍🍳


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