「21世紀のアイヒマン」は昭和企業の歯車人間ではなく、むしろ「意識高い系」なのではないかという仮説
さて、連休中に今更だけれど『〈悪の凡庸さ〉を問い直す』を読み、考えこんでしまった。これは昨年『ナチスは良いこともしたのか』で話題を呼んだ田野大輔と小野寺拓也の編で、ハンナ・アーレントの『エルサレムのアイヒマン』に登場する〈悪の凡庸さ〉という概念について議論したものだ。
検証 ナチスは「良いこと」もしたのか? (岩波ブックレット 1080) | 小野寺 拓也, 田野 大輔 |本 | 通販 | AmazonAmazonで小野寺 拓也, 田野 大輔の検証 ナチスは「良いこと」も