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レゴブロックを花に、そして、ブロッコリーを木に。──「見立て」をつかって日常を豊かにする方法

おはようございます。

今日はWebマガジン「遅いインターネット」の最新記事と、併せて読んでほしいおすすめ記事をご紹介します。

先日公開されたのは、ミニチュア写真家・見立て作家の田中達也さんと、レゴ認定プロビルダーの三井淳平さんとの特別対談です。

食器や家具、日常のちょっとした道具が全然違うものに見えてしまう経験は、多くの人が共有できるものだと思います。そうした「見立て」の力をアートに落とし込むクリエイターの視点からは、世界はどのようにみえているのでしょうか。二つのクリエーションに通底するメカニズムと鑑賞者の抱く共通感覚から、人間が持つ普遍的な想像力の輪郭について語っていただきました。

今回の記事と併せて、こちらの記事も(もういちど)読んでみませんか?

コロナ禍を経て特に苦しい立場に置かれている業界のひとつが、音楽や演劇といったライブエンターテインメントの世界です。先々の公演予定が真っ白になっていくなか、この危機を逆手に、リモート環境で観客を物語世界に巻き込んでいく「イマーシブ(没入)」型のエンターテインメントがブレイクし、大きな注目を集めています。街からホームに撤退することで、かえって開かれた可能性について、牽引役の仕掛け人ふたりが語り合いました。

大人になって、「遊ぶ」ことがほぼ誰かと「お酒を飲むこと」になってしまって失望したことはありませんか? 本当に楽しんでいるときの遊びって、もっと自由に、まっすぐに、人目も気にせず夢中になれることなんじゃないでしょうか。もし昼の世界での肩書を捨てて、一人のプレイヤーとして真剣に「遊べる」ことができたら、それだけで世界の見え方はだいぶ変わるはず。そんな回路をこの社会に埋め込むため、全力で「遊び」を更新してきた〈遊び人〉の児玉健さんの活動と生き方を、改めてご紹介します。

☆イベント登壇のお知らせ☆

11月21日(日)14:00〜 @オンライン配信にて
毎年、渋谷ヒカリエにて開催の働き方の祭典「Tokyo Work Design Week」。今年はオンラインのみの開催で、「ネコ」から働き方を学びます。7日間のプログラムですが、宇野常寛は11月21日(日)14時〜の回に登壇します。

『モノノメ 創刊号』でも掲載した「猫の眼」をテーマに、ネコ(のような目線)から見た都市のあり方について話します。
お申し込みはこちらから。https://peatix.com/event/3050199/

代官山 蔦屋書店にて、11月26日(金)19:00より、『モノノメ 創刊号』刊行記念イベントに編集長の宇野常寛が登壇します。
「紙の雑誌の出版から文化を(なんちゃってじゃなくて、本気で)立ち上げ直す可能性とその課題について」
お申し込みはこちらから。https://peatix.com/event/3044426


それでは、今日も良い一日をお過ごしください!
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