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PLANETS note

宇野常寛が主宰するPLANETSがnoteでお届けするウェブマガジン。政治からサブカルチャーまで独自の角度と既存のメディアにはできない深度で情報発信しています。
「PLANETS note」では、毎月4本ほどの記事を配信します。また、登録月の前月配信分からさか…
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記事一覧

勇者シリーズ(7)「勇者警察ジェイデッカー」|池田明季哉(後編)

母なる勇太、父たるレジーナファイヤージェイデッカー誕生は、次のような展開を通じて行われる…

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PLANETS
4日前
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世界文学のアーキテクチャ 第一四章 不確実性――小説的思考の核心|福嶋亮大(後編…

福嶋亮大 世界文学のアーキテクチャ 7、グローバリズムをくり抜く地震こうして、一八世紀の…

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PLANETS
11日前
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世界文学のアーキテクチャ 第一四章 不確実性――小説的思考の核心|福嶋亮大(前編…

福嶋亮大 世界文学のアーキテクチャ 1、不確実性を思考する本連載もそろそろ終わりに近づい…

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2週間前
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中心をもたない、現象としてのゲームについて 第40回 第5章-5.4 遊び-ゲームにおける…

井上明人 中心をもたない、現象としてのゲームについて 第40回 第5章-5.4 遊び-ゲームにおけ…

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1か月前
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21世紀のジャポニズム 陰影「礼賛」から陰影「退散」へ(ニューヨークのイノベーショ…

橘宏樹 現役官僚のニューヨーク駐在日記 第13回 21世紀のジャポニズム 陰影「礼賛」から陰影…

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1か月前
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中心をもたない、現象としてのゲームについて 第39回 第5章-5 ゲームを循環として再記…

井上明人 中心をもたない、現象としてのゲームについて 第39回 第5章-5 ゲームを循環として再…

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1か月前
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第十三章 人間――悪・可塑性・人種|福嶋亮大(後編)

福嶋亮大 世界文学のアーキテクチャ 6、可塑性を利用する芸術家――オーウェルの『一九八四年』 架空の全体主義国家オセアニアを舞台とする『一九八四年』では、戦時下の党を率いるビッグ・ブラザーが、テレスクリーンを用いて社会の全体をくまなく監視している。真理省記録局に勤務するウィンストン・スミスは、過去の文書の改竄に従事しているが、やがて魅力的な女性ジュリアと出会ったことをきっかけに党の禁を破る。彼女との性的関係だけが、この息苦しい社会での唯一の避難所となるのだ。しかし、それは本

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第十三章 人間――悪・可塑性・人種|福嶋亮大(前編)

福嶋亮大 世界文学のアーキテクチャ 1、悪の発明――ラス・カサス的問題 文学にとって世界…

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2か月前
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勇者シリーズ(7)「勇者警察ジェイデッカー」|池田明季哉(中編)

「人間」になっていくロボットたち ダ・ガーンは地球の意志ともいえるような超存在にその人格…

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2か月前
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第十二章 制作――ハードウェアの探究|福嶋亮大(後編)

福嶋亮大 世界文学のアーキテクチャ 6、制作の哲学――他者性のオン/オフ 制作者は、素材…

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2か月前
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第十二章 制作――ハードウェアの探究|福嶋亮大(前編)

福嶋亮大 世界文学のアーキテクチャ 1、読むこと、見ること、作ること 私は前章で、近代小…

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3か月前
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老骨に自ら入れる鞭の驚くべき強さ~バイデン大統領一般教書演説~|橘宏樹

橘宏樹 現役官僚のニューヨーク駐在日記 第12回 老骨に自ら入れる鞭の驚くべき強さ~バイデ…

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3か月前
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第十一章 主体――読み取りのシステム|福嶋亮大(後編)

福嶋亮大 世界文学のアーキテクチャ 6、教師あり学習――ゲーテのビルドゥングスロマン も…

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4か月前
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第十一章 主体――読み取りのシステム|福嶋亮大(前編)

福嶋亮大 世界文学のアーキテクチャ 1、一か二か ルソーが自伝文学『告白』の冒頭で「わたしひとり。わたしは自分の心を感じている。そして人々を知っている。わたしは自分の見た人々の誰とも同じようには作られていない」と大胆不敵に宣言したことを典型として、近代ヨーロッパの文学は唯一無二の創造物である「私」の探究に駆り立てられてきたように思える。故郷喪失に続く冒険を小説の基本的なテーマと見なしたジェルジ・ルカーチも、結局は「一」なる主体をその核に据えていた。 柄谷行人が指摘したよう

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