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月曜ナビゲーター・宇野常寛 J-WAVE「THE HANGOUT」5月30日放送書き起こし

大好評放送中! 宇野常寛がナビゲーターをつとめるJ-WAVE「THE HANGOUT」月曜日。前週分のラジオ書き起こしダイジェストをお届けします。

▲先週の放送はこちらからご覧いただけます!

■オープニングトーク

宇野 時刻は午後11時30分を回りました。みなさんこんばんは、宇野常寛です。そして松岡茉優さん、今夜も生放送本当にお疲れさまでした。いま、手を振っています。一週間のうち、僕はこの時間が一番幸せです。本当にこの仕事をやっていてよかったですよ。投げキッスいただきました〜。ということでね、今日も冒頭からデレデレしちゃっているんだけれど、真面目な話も若干しちゃおうかなと思っています。

昨日は日曜日なので、本来なら休みだったにもかかわらず、僕は働いていたんですよ。3時間くらい、テレビの収録をしていました。実はNHKスペシャルの『私たちのこれから Our Future』という番組に久しぶりに出ることになったんですよ。市民のみなさん20人くらいと、いわゆる識者というか、専門職の人を5、6人呼んで、みんなで一つのテーマについて議論するという番組です。僕は震災のちょっと前くらいから、前身となった番組に出演しているんですよ。だから、わりと馴染みのスタッフと一緒にやっている番組なんですね。それで、今回のテーマが「不寛容社会」だったんです。ほら、最近なんか炎上騒ぎだったりとかさ、ネットを使ったバッシングとかがすごく多いじゃないですか。今回は特にインターネットの炎上について取り上げました。放送は6月11日(土)の夜9時からですね。いつもは70分ぐらいやっている番組なんだけれど、今回はちょっと局の都合で短くて、全部で50分ぐらいなんですよ。その番組を3時間かけて撮ったんですね。実際の放送では、VTRとか三宅アナウンサーの前説とかもあるから、議論のパートは30分強くらいになっちゃうと思うんですよ。それに市民の皆さんが20人ぐらい、識者が5、6人と、合計30人近くいるので、そうなると僕の発言も2、3個ぐらいしか使われないかなと思うんですよね。だから、もったいないので、スタジオで話したことや話すつもりだったことを、ここでまるっと、かいつまんで話しちゃおうかなと思っています。

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