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オートマトン・フィロソフィア 人工知能が「生命」になるとき

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現役のゲームAIの開発者である三宅陽一郎さんが、日本的想像力に基づいた新しい人工知能のあり方について探ります。
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2018年1月の記事一覧

人工知能が人間を理解する(1) | 三宅陽一郎

ゲームAIの開発者である三宅陽一郎さんが、日本的想像力に基づいた新しい人工知能のあり方を論じる『オートマトン・フィロソフィア――人工知能が「生命」になるとき』。人間と人工知能は理解し合えるのか。西洋と東洋のAI観を比較しながら、人間と人工知能がそれぞれに抱える虚無の深淵と、その差異について考察します。 オートマトン・フィロソフィア――人工知能が「生命」になるとき 第四章 人工知能が人間を理解する(1)三宅陽一郎 (1)人工知能が人間を理解する 長年、と言っても、十五年程で

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